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56Kbpsで通信するためにはホスト側(ISP等)がV.90に対応している必要があります。 |
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V.90は最大受信速度56Kbpsですが、最大送信速度は33.6Kbpsです。 |
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V.90はお使いの電話(通信)回線経路がホストから最寄の電話局まで全てデジタル化されていて、デジタルからアナログへの変換が1度だけ行われるときのみ機能します。 |
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PBXの内線(0発信等)、構内交換機の回線へ接続した場合、V.90は無効となりV.34(最大送受信速度33.6Kbps)で接続します。
また、このような回線に接続した場合、V.34接続であっても接続速度が下がる場合があります。
(V.34本来の性能が出ないため33.6Kbps以下で接続されることがあります。) |
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着信側モデムとして使用した場合、V.90による接続はできません。
V.34(最大送受信速度 33.6Kbps)接続となります。 |
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アナログ専用線で使用した場合、V.90による接続はできません。
V.34(最大送受信速度 33.6Kbps)接続となります。 |
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V.90で安定した通信を行うために、内蔵モデムへ接続する電話回線(モジュラーケーブル)の配線について以下の点を留意して下さい。

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ディスプレイやテレビ、スピーカー等、電化製品の近くをできる限り通さないで下さい。 |
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電化製品用のACアダプターの付近をできる限り通さないで下さい。 |
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できる限り短いモジュラーケーブルを使用して下さい。 |
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1本の電話回線を分配機や切替機を使用して2又に分けることはできる限り避けて下さい。 |
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NetGenesis SuperOPT-ITS Plusの内蔵モデムは、財団法人電気通信端末機器審査協会(JATE)の認定を受けていますので、同一局番に対してのリダイヤルは、3分間に2回までに制限されています。
よって、3分以内に3回以上リダイヤルを行おうとすると、内蔵モデムはダイヤル動作を行いません。 |
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送出レベルは工場出荷時 -15dBm以下に設定されています。
このレベル調整は工事担任者以外が行うことは禁じられています。
送出レベルを変更する場合は、必ず工事担任者の方に依頼して下さい。
また、工事担任者の方が送出レベルの調整を行う際は当社ユーザーサポートへご連絡下さい。 |
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