17-1.WANポート 帯域制限設定
帯域制限情報・制御との違い |
「制御・情報表示」の中の 帯域制限情報・制御 と本設定は、設定画面の構成は同じですが動作が異なります。 |
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「WANポート 動作モード・帯域制限設定」(本設定画面)で設定を行った場合 |
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設定を行った後、設定の更新/再起動を行わないと設定は反映されません。
設定の更新/再起動を行った後は、NetGenesisを再起動しても設定は消えません。
(設定内容を保持します。) |
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「帯域制限情報・制御」で操作を行った場合 |
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設定の更新/再起動を行わなくても、設定がリアルタイムで反映されます。
ただし、NetGenesisを再起動(電源のOFF/ONも含む)すると設定は消去されます。
(起動時に「WANポート帯域制限の設定」(本設定で行った設定値)が読み込まれます。) |
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HUBポートの速度制限機能と併用する場合の注意 |
WANポートの帯域制限機能とHUBポートの速度制限機能を併用する場合、HUBポートの送信(HUB←端末)速度の設定値に注意して下さい。 |
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WANポート帯域制限の処理は、上記の「ルータ処理」の部分で行われます。 |
端末側から送信されたパケットは、最初にHUBポートで受信・処理されますので、
"HUBポートの送信速度の設定値 < WANポートの帯域制限設定値"
の場合、HUBポートの送信速度の設定値が上限速度となります。 |
HUBポートの速度制限設定については 15-2.速度制限設定 を参照して下さい。 |
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NetGenesisのWANポートと回線終端装置間の上り帯域を制限する手順について説明します。
以下の手順で設定を行って下さい。
- 設定画面のメニューの「WANポートの設定」の中の、[WANポート 動作モード・帯域制限設定]をクリックして下さい。


- 「WANポート 動作モード・帯域制限設定」画面が開きます。


- 「上り方向 帯域制限(シェーピング)機能を使用する」にチェックを入れて下さい。


- [動作モード]の設定を行って下さい。


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高優先順位パケットは帯域制限の対象外とする |
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優先ルーティング設定 で「優先度:高」に設定したパケットを帯域制限の対象外とする場合はチェックを入れて下さい。
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低優先順位パケットは帯域制限の対象外とする |
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優先ルーティング設定 で「優先度:低」に設定したパケットを帯域制限の対象外とする場合はチェックを入れて下さい。
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高優先順位パケットを連続受信時のみ、帯域制限を有効にする |
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優先ルーティング設定 で「優先度:高」に設定したパケットを、「連続受信サンプル時間」で設定した時間以内に連続で1個以上受信した場合のみ、帯域制限を有効とする場合はチェックを入れて下さい。
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連続受信サンプル時間 |
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「高優先順位パケットを連続受信時のみ、帯域制限を有効にする」にチェックを入れた場合、連続受信サンプル時間を選択して下さい。
ここで設定した時間以内に1個以上の高優先順位パケットを連続で受信した場合、帯域制限が有効となります。
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選択可能な「連続受信サンプル時間」は以下の通りです。
5秒/3秒/2秒/1.5秒/1秒
/750ミリ秒/500ミリ秒/300ミリ秒/200ミリ秒/100ミリ秒/ユーザー指定 |
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ユーザー指定連続受信サンプル時間 |
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「連続受信サンプル時間」で「ユーザー指定」を選択した場合、「ユーザー指定連続受信サンプル時間」を設定することができます。
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「ユーザー指定連続受信サンプル時間」の設定可能範囲は「1〜360000」ミリ秒です。 |
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- [帯域制限速度]の設定を行って下さい。


工場出荷値は「100,000,000」(100Mbps)で設定されています。
「64,000〜100,000,000」(64kbps〜100Mbps)の範囲内で、8000bps単位での設定が可能です。
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64,000に、8,000の整数倍を足した数値を設定して下さい。 |
全ての設定が完了しましたら、[帯域制限設定 適用]ボタンをクリックして下さい。

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全ての設定が完了した場合は、 |
左のメニューの |
設定の更新 |
をクリックして下さい。 |
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"設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。 |
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詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。 |
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引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。 |
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