1-3-2.NetGenesis SuperOPT-ITS
NetGenesis SuperOPT-ITS の各部の名称について説明します。
 
以下を参照して下さい。 
 
 
各部の名称
 
前面(モニタランプ)
 
 
POWER NetGenesis の電源がONのときに点灯します。
Link/Act 各ポートの通信状態を表します。
   
 ・点灯 リンク確立中。
 ・消灯 リンク未確立。
 ・点滅 データ通信中。
100Mbps 各ポートの通信速度を表します。
   
 ・点灯 100Mbpsでリンク確立中。
 ・消灯 10Mbpsでリンク確立中。
STATUS 1 WANポートの動作状態を表します。
   
《 動作モード:PPPoEクライアント(IPアドレス自動取得/固定/アンナンバード) 》
 ・点灯 PPPoE接続完了。
 ・点滅(500ms間隔) PPPoE未接続。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) Case1) IPマスカレード有効時、同時処理最大セッション数(8192)に達した。(※1)
Case2) NAT変換時、FTPプロトコル及びWindows Messengerプロトコルの同時処理最大セッション数(512)に達した。(※2)
   
《 動作モード:DHCPクライアント(IPアドレス自動取得) 》
 ・点灯 IPアドレス自動取得完了。
 ・点滅(500ms間隔) IPアドレス未取得。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) IPマスカレード有効時、同時処理最大セッション数(8192)に達した。(※1)
   
《 動作モード:IPアドレス固定(IPアドレス固定/アンナンバード/ローカルルータ) 》
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) Case1) IPマスカレード有効時、同時処理最大セッション数(8192)に達した。(※1)
Case2) NAT変換時、FTPプロトコル及びWindows Messengerプロトコルの同時処理最大セッション数(512)に達した。(※2)
   
 ※1 この場合、以下のSYSLOGメッセージが出力されます。
 "IP Masquerade session table full"
 ※2 この場合、以下のSYSLOGメッセージが出力されます。
 "NAT: Session table full"
STATUS 2 優先ルーティングの動作状態を表します。
   
 ・点灯 優先ルーティング設定 有効。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) 高優先パケットが流れている。
STATUS 3 シリアルポートの動作状態を表します。
   
 ・点灯 回線接続完了。
 ・消灯 回線未接続。
 ・点滅(200ms間隔 5秒間) データ送受信中。
   
参考:LEDの点滅間隔について
LEDの点滅間隔については、以下を参考にして下さい。

500ms間隔

200ms間隔

 
背面(各コネクタ、RESETスイッチ)
 
 
9VDC 電源アダプター用コネクタです。
付属の専用電源アダプターを接続します。
RESET NetGenesis の設定を工場出荷値に戻すためのボタンです。
細い棒等でRESETボタンを押したまま、電源をONにすることにより、NetGenesis の設定が工場出荷値に戻ります。
 
  電源をONにした後、RESETボタンを10秒以上押し続けて下さい。
SERIAL シリアルポートです。
付属の専用シリアルケーブルを使用して、モデムやISDNターミナルアダプタと接続します。
接続方法については、シリアルポートとの接続 を参照して下さい。
 
  必ず付属のシリアルケーブルを使用して下さい。
モデムやISDNターミナルアダプタに添付されているMacintosh用ケーブルは使用できませんので注意して下さい。
WAN WANポートです。
ツイストペアケーブルを使用して、ケーブルモデム・ADSLモデム・メディアコンバータ・ONU等(回線終端装置)と接続します。(※1・※2)
  (ローカルルータとして使用する場合、別ネットワークのHUB等のネットワーク機器と接続します。)
 
 ※1 ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
 ※2 USBタイプのケーブルモデム ・ADSLモデムは接続できません。
L1〜L4 LANポート1〜4です。
ツイストペアケーブルを使用して、パソコンのイーサネットボードや他のHUB等と接続します。
 
 ・ ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
 チェック!
電源アダプターを接続する際は、しっかり奥まで差し込んで下さい。
接触不良のまま使用すると、動作不良や故障の原因となります。

各機器との接続
  以下のように NetGenesis と 各機器を接続して下さい。


 
  ツイストペアケーブルのストレート/クロスを自動的に判別・切り替えを行います。
  USBタイプの回線終端装置は接続できません。
 
NetGenesis のLANポートIPアドレスを変更する場合
−アンナンバード(unnumbered)機能を使用する場合等−
NetGenesis のLANポートIPアドレスを工場出荷値(192.168.0.1/24)(※)から変更する場合(NetGenesisのLANポートIPアドレスを別ネットワークへ変更する場合)、必ず 既存のLANにNetGenesisを追加する手順 を参照して下さい。
※「/24」は「255.255.255.0」に該当します。
 

シリアルポートとの接続
  以下のように NetGenesisのシリアルポートと外付けISDNターミナルアダプタ/アナログモデムを接続して下さい。
 
 
ISDNターミナルアダプタ/アナログモデムを接続する際の注意
ISDNターミナルアダプタ/アナログモデムをシリアルポートに接続する際は、必ずNetGenesisに付属されている専用シリアルケーブルを使用して下さい。

ISDNターミナルアダプタやアナログモデムに付属されているMacintosh用ケーブルを使用しても正しく動作しませんので注意して下さい。

 

 


先頭へ戻る