2-4.Windows XP のTCP/IP設定

Windows XP のTCP/IP設定について説明します。
 
はじめに
  Windows XPのTCP/IP設定画面は、Windows側のバージョンアップ等により変更となる場合があります。

TCP/IPプロトコルの設定は、NetGenesisのDHCPサーバーを使用する・使用しないにより異なります。

DHCPサーバーは、NetGenesisに接続されている各パソコン等へ自動的にTCP/IPの設定を行う機能です。

(工場出荷値では最大253台のパソコン等へネットワークの設定を行うことができます。)

初めてLANを構築する方は、NetGenesisのDHCPサーバーを使用することを推奨します。
NetGenesisは「DHCPサーバーを使用する」が工場出荷値です。
NetGenesisのLANポートIPアドレス「192.168.0.1/24」も特に問題無いようであれば、そのままご利用下さい。
 ※「/24」は「255.255.255.0」に該当します。
NetGenesisのDHCPサーバーを使用する方は IPアドレスを自動取得する を参照してTCP/IP設定を行って下さい。


ただし、WWWサーバーやFTPサーバーを運用するパソコンは IPアドレスを指定する(個別に設定) を参照して設定を行って下さい。

以降、NetGenesisのDHCPサーバーを使用する(IPアドレス自動取得)・使用しない(IPアドレスを指定)に応じて、以下を参照して下さい。
 IPアドレスを自動取得する ・・・ DHCPサーバーを使用する(IPアドレス自動取得)
 IPアドレスを指定する(個別に設定) ・・・ DHCPサーバーを使用しない(IPアドレスを指定)

備 考
  IPアドレスを指定するパソコンと、IPアドレスを(NetGenesisのDHCPサーバーから)自動取得するパソコンを混在させることも可能です。
  2-7 ネットワーク構成例 を参考にして下さい。

  既存のLANにNetGenesisを追加する場合は、LAN管理者と相談の上、設定を行って下さい。
 
NetGenesisのLANポートIPアドレスを変更する場合は、12-1.LANポートIPアドレスの設定 及び 13-1.DHCPサーバー設定 を変更して下さい。

  LAN内にNetGenesis以外のDHCPサーバーがある場合、DHCPサーバーのマニュアルを参照して設定を行って下さい。必要な設定は以下の通りです。
 
(デフォルト)ゲートウェイ NetGenesisのLANポートIPアドレス
DNSサーバー NetGenesisのLANポートIPアドレス
  なお、NetGenesis以外のDHCPサーバーを使用する場合、NetGenesisのDHCPサーバー機能を無効にする事を推奨します。
  DHCPサーバーの設定については 13-1.DHCPサーバー設定 で説明します。
 
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IPアドレスを自動取得する
 
 チェック!
設定を行う前に、必ずNetGenesisの電源をONにして下さい。


以下の手順で設定を行って下さい。
  1. Windows XPを起動して下さい。

     メ モ
    Administrator(管理者)権限のあるユーザーアカウントでログオンして下さい。


  2. [スタート]→[コントロールパネル]の順番にクリックして下さい。


  3. [ネットワークとインターネット接続]をクリックして下さい。




  4. [ネットワーク接続]をクリックして下さい。




  5. ローカルエリア接続]をダブルクリックして下さい。




  6. [プロパティ]ボタンをクリックして下さい。




  7. [インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックして下さい。




  8. [IPアドレスを自動的に取得する]、及び[DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する]を選択して、[OK]ボタンをクリックして下さい。

以上で設定は完了です。

各画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

2-6 ソフトウェアの設定 へ進んで下さい。

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2.パソコンの設定 へ戻る

IPアドレスを指定する(個別に設定)

パソコンにIPアドレスを指定する場合、以下のTCP/IP設定を行います。
  IPアドレス
各パソコンやネットワーク機器で、それぞれ重複しないように設定します。
  サブネットマスク
各パソコンのネットワークアドレスの範囲を設定します。
  DNSサーバーのIPアドレス
NetGenesisのLANポートIPアドレス、またはプロバイダ等のDNSサーバーのIPアドレスを設定します。
  ゲートウェイ
NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定します。

IPアドレスを指定するパソコンと、IPアドレスを自動取得するパソコンを混在させる場合、設定内容によってはIPアドレスの衝突が発生する可能性があります。
指定するIPアドレスと、DHCPサーバーが付与するIPアドレスの範囲が競合しないように設定して下さい。

以下の手順で設定を行って下さい。
  1. Windows XPを起動して下さい。

     メ モ
    Administrator(管理者)権限のあるユーザーアカウントでログオンして下さい。


  2. [スタート]→[コントロールパネル]の順番にダブルクリックして下さい。


  3. [ネットワークとインターネット接続]をクリックして下さい。




  4. [ネットワーク接続]をクリックして下さい。




  5. [ローカルエリア接続]をダブルクリックして下さい。




  6. [プロパティ]ボタンをクリックして下さい。




  7. [インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックして下さい。




  8. [次のIPアドレスを使う]を選択して下さい。

      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値(192.168.0.1/24)で使用する場合
       ※「/24」は「255.255.255.0」に該当します。
     
      [IPアドレス]には「192.168.0.2〜192.168.0.254」の間のIPアドレスを、他のパソコン等と重複しないように注意して入力して下さい。
      [サブネット マスク]には「255.255.255.0」を入力して下さい。
      [デフォルト ゲートウェイ]にはNetGenesisのLANポートIPアドレス(192.168.0.1)を入力して下さい。
     

      NetGenesisのLANポートIPアドレスを工場出荷値から変更する場合
     
      [IPアドレス]にはプロバイダやLAN管理者等から指定された固定IPアドレスを、他のパソコン等と重複しないように注意して入力して下さい。
      [サブネット マスク]にはプロバイダやLAN管理者等から指定された値を入力して下さい。
      [デフォルト ゲートウェイ]には変更したNetGenesisのLANポートIPアドレスを入力して下さい。



  9. [次のDNSサーバーのアドレスを使う]を選択して下さい。

    [優先DNSサーバー]にNetGenesisのLANポートIPアドレス、またはプロバイダやLAN管理者等から指定されたDNSサーバーのIPアドレスを入力して下さい。

    入力した後、[OK]ボタンをクリックして下さい。


     メ モ
    NetGenesisのProxyDNS機能、EasyDNS機能を使用する場合、NetGenesisのLANポートIPアドレスを設定して下さい。
以上で設定は完了です。

各画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。

2-6 ソフトウェアの設定 へ進んで下さい。

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