11-1-1.設定例(IPマスカレードテーブル)

IPマスカレードテーブルの設定例について説明します。

必要に応じて参照して下さい。
 WWWサーバーをインターネット側へ公開する例
 FTPサーバーをインターネット側へ公開する例
 WAN側からNetGenesisの設定を行う例
 
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WWWサーバーをインターネット側へ公開する例
 
契約しているISPによっては、IPマスカレードテーブルを設定しても動作しないソフトウェアがあります。
(ISPから付与されたIPアドレスがグローバルIPアドレスでは無い場合や、セキュリティの問題によりISP側で遮断している場合等)
NetGenesisのLAN内のWWWサーバーをインターネット側へ公開する場合、あらかじめ契約しているISPへ確認して下さい。

【 構成例 】


上記の構成例の場合、以下のように設定します。


 

登録するテーブル情報

プロトコル TCP
開始ポート番号 www-http(ポート番号:80)
終了ポート番号 www-http(ポート番号:80)
変換IPアドレス
(WWWサーバーを運用するパソコンのIPアドレス)
192.168.0.100


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FTPサーバーをインターネット側へ公開する例
 
契約しているISPによっては、IPマスカレードテーブルを設定しても動作しないソフトウェアがあります。
(ISPから付与されたIPアドレスがグローバルIPアドレスでは無い場合や、セキュリティの問題によりISP側で遮断している場合等)
NetGenesisのLAN内のFTPサーバーをインターネット側へ公開する場合、あらかじめ契約しているISPへ確認して下さい。

【 構成例 】


上記の構成例の場合、以下のように設定します。


 

登録するテーブル情報

プロトコル TCP
開始ポート番号 ftp(ポート番号:21)
終了ポート番号 ftp(ポート番号:21)
変換IPアドレス
(FTPサーバーを運用するパソコンのIPアドレス)
192.168.0.100
 
 ※ FTPデータセッション用のTCPポートは設定不要です。
 
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WAN側からNetGenesisの設定を行う例
【 構成例 】

 
  インターネット側からNetGenesisの設定画面へログオンする場合、本設定の他にセキュリティ設定が必要です。
  セキュリティ設定については、 16-1.セキュリティ設定 を参照して下さい。
  WWWサーバーをインターネット側へ公開する設定と本設定を併用する場合は、NetGenesisの設定ポート番号をTCP80から変更して下さい。
  NetGenesisの設定には、工場出荷値TCPポート番号80(www-http)を使用しますので、WWWサーバーの通信と競合してしまいます。
その場合は、NetGenesisの設定ポート番号を変更して回避して下さい。
設定ポート番号の変更方法については、16-1.セキュリティ設定 を参照して下さい。
(複数のグローバルIPアドレスを使用して、NAT変換でWWWサーバーをインターネット側へ公開する場合は問題ありません。)

上記の構成例の場合、以下のように設定します。


 

登録するテーブル情報

プロトコル TCP
開始ポート番号 www-http(ポート番号:80)(※)
終了ポート番号 www-http(ポート番号:80)(※)
変換IPアドレス
(NetGenesisのLANポートIPアドレス)
192.168.0.1
 
16-1.セキュリティ設定 でNetGenesisの設定ポート番号を変更した場合は、変更したポート番号を入力して下さい。
 
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