9.QoS設定

通信速度を制限するQoS設定について説明します。

設定メニューの「QoS設定」をクリックして下さい。



「QoS設定」画面が開きます。


  QoSを有効にする(チェックボックス)
  QoS機能を有効にする場合、チェックを入れて下さい。

  自動上り速度制限を有効にする(チェックボックス)
  QoSルールに基づいて上り帯域を制限します。
QoSルールに合致しない通信の上り帯域は100Mbps(制限無し)になります。

  自動下り速度制限を有効にする(チェックボックス)
  QoSルールに基づいて下り帯域を制限します。
QoSルールに合致しない通信の下り帯域は100Mbps(制限無し)になります。

  手動上り速度制限を指定(Kbps)
  「自動上り速度制限を有効にする」のチェックを外した場合に設定可能です。
全体の上り帯域の制限値を設定します。
QoSルールに合致した通信は、QoSルールの上り帯域に制限されます。

  手動下り速度制限を指定(Kbps)
  「自動下り速度制限を有効にする」のチェックを外した場合に設定可能です。
全体の下り帯域の制限値を設定します。
QoSルールに合致した通信は、QoSルールの下り帯域に制限されます。

  QoSルール登録
  QoSルールを登録します。

  アドレスタイプ
  速度制限の対象とするアドレスのタイプを選択します。

  IPアドレス(範囲)
  アドレスタイプでIPアドレスを選択した場合、IPアドレスを入力します。
単一IPアドレスを指定する場合は、左右の入力欄に同じIPアドレスを入力して下さい。

  MACアドレス
  アドレスタイプでMACアドレスを選択した場合、MACアドレスを入力します。

  モード
  速度制限のモードを選択します。
最低帯域保証 保証する最低速度を設定します。
最大帯域制限 最大速度を設定します。

  上り帯域、下り帯域
  上り、下りの帯域をKbps単位で設定します。 
 
 チェック!
制限無しの状態で回線速度を計測し、実際の帯域内に収まるように設定して下さい。
 
 チェック!
登録するQoSルールの帯域の合計で100Mbps以内に収まるように設定して下さい。
 
 チェック!
手動速度制限を行う場合、手動速度制限に設定した値より小さい値を設定して下さい。
手動速度制限より大きい値を設定すると、手動速度制限で設定した値で制限されますのでご注意下さい。
 例)手動速度制限:30000Kbps QoSルール:50000Kbps
上記の場合、QoSルールに合致した通信は30000Kbpsで制限されます。

  コメント
  登録する設定内容が判別しやすいように、コメントを入力して下さい。

  リストへ登録・設定保存(ボタン)
  設入力した内容がQoSルール 登録リストに登録されます。
 
 
 チェック!
QoSルールは最大64エントリまで登録可能です。

  選択したエントリを削除(ボタン)
  登録リストの「選択」にチェックを入れたものを削除します。

  全て削除(ボタン)
  登録リストの内容全てが削除します。