7-1.LAN設定
本製品のIPアドレス、DHCPサーバー設定について説明します。
 
設定メニューの「ネットワーク設定」より「LAN設定」をクリックして下さい。

「LAN設定」画面が開きます。



 
IPアドレス変更時の注意
  初めてLANを構築する場合、IPアドレス、サブネットマスクを変更する必要はありません。
  工場出荷値のままご利用下さい。

  本製品のIPアドレスを工場出荷値から変更する場合、DHCPサーバー設定の変更も必要です。

  本製品のIPアドレスを別ネットワークへ変更した場合は、パソコンのIPアドレスを本製品のIPアドレスと同一ネットワークとなるように変更して下さい。
  パソコンのIPアドレスが本製品のIPアドレスと別ネットワークに設定されている場合、設定画面へログオンすることができなくなりますので注意して下さい。
DHCPサーバー設定変更時の注意
  初めてLANを構築する場合、DHCPサーバー設定を変更する必要はありません。
  工場出荷値のままご利用下さい。

  本製品のDHCPサーバー機能からTCP/IP情報を自動取得した場合、デフォルトゲートウェイ(ルータアドレス)、プライマリDNS(ネームサーバ)には本製品の本体IPアドレスが割り当てられます。

  LAN内に他のDHCPサーバーが存在する場合、以下のどちらかの対処を行って下さい。
 
  既存のDHCPサーバーを使用する場合
 → 本製品のDHCPサーバーを無効(使用しない)に設定して下さい。
 
  本製品のDHCPサーバーを使用する場合
 → 既存のDHCPサーバーを無効(使用しない)に設定して下さい。
  (既存のDHCPサーバーの設定については、DHCPサーバーやオペレーティングシステムのマニュアル等を参照して下さい。)
 
本製品のIPアドレス(工場出荷値:192.168.0.1)を変更する場合、他のパソコン、ルータ等とIPアドレスが衝突しないように注意して下さい。
万が一、他のパソコン等と本製品のIPアドレスが衝突してしまった場合、本製品の設定画面が開けない、他のネットワーク機器に障害が発生する等、さまざまなトラブルの原因となりますので注意して下さい。

 
 
  本機のLAN側IPアドレス
  本製品のLAN側IPアドレスを設定します。
工場出荷状態では「192.168.0.1」が設定されています。
  サブネットマスク
  本製品のサブネットマスクを設定します。
工場出荷状態では「255.255.255.0」が設定されています。

  DHCPサーバー設定
 
  DHCPサーバー
  DHCPサーバー機能の有効/無効を設定します。
有効 DHCPサーバー機能を使用します。
LAN内のパソコンにTCP/IP設定を自動的に割り当てます。
無効 DHCPサーバー機能を使用しません。

工場出荷状態では「有効」に設定されています。
  付与IPアドレス範囲
  DHCPサーバー機能を有効にした場合の付与IPアドレス範囲を設定します。
先頭 付与IPアドレス範囲の最初のIPアドレスを設定します。
終了 付与IPアドレス範囲の最後のIPアドレスを設定します。

工場出荷状態では「192.168.0.2〜192.168.0.30」の範囲が設定されています。
 チェック!
最大253個まで付与することができます。
  クライアント表示(ボタン)
  DHCPサーバーからIPアドレスを取得しているクライアントの情報を表示します。
  固定IPアドレス付与設定(ボタン)
  固定IPアドレス付与設定画面が開きます。
MAC(物理)アドレスにより、固定のIPアドレスを付与します。

固定IPアドレス付与設定を行う場合は、以下の手順で行って下さい。
  1. 「DHCPサーバー 固定IPアドレス付与を有効にする」にチェックを入れて下さい。

  2. 「IPアドレス」、「MACアドレス」、「コメント」を入力して下さい。
    「 MACアドレス」は「:」(コロン)無しで入力して下さい。

  3. [リストへ登録・設定保存]ボタンをクリックして下さい。

  4. 「設定は正常に保存されました。変更を動作に反映させるためには、本機を再起動する必要があります。」と表示されます。
    すぐに 設定を反映させる場合は[今すぐ再起動]ボタンを、引き続き設定を行う場合は[後で再起動]ボタンをクリックして下さい。

  5. 「DHCPサーバー 固定IPアドレス付与リスト」に入力した内容が登録されます。
 チェック!
固定IPアドレス付与設定で割り当てるIPアドレスは、DHCPサーバー機能で付与するIPアドレスの範囲内のIPアドレスを設定して下さい。

 チェック!
固定IPアドレス付与リストは最大20個まで登録可能です。
  リース期限
  付与するIPアドレスのリース期限(時間)を設定します。
工場出荷状態では「480分」(8時間)が設定されています。
  ドメイン名
  DHCPサーバー機能で割り当てるドメイン名を設定します。
工場出荷状態では空欄です。
通常は空欄のままお使い下さい。

全ての設定が終わりましたら、[設定保存]ボタンをクリックして下さい。
以下の画面が表示されますので、すぐに設定を反映させる場合は[今すぐ再起動]ボタンを、引き続き設定を行う場合は[後で再起動]ボタンをクリックして下さい。


 チェック!
「本機のLAN側IPアドレス」を変更して「設定保存」ボタンをクリックした場合は、上記メッセージが表示されずに即再起動を行います。


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