6-1.LAN設定
本製品のIPアドレス、DHCPサーバー設定について説明します。
 
設定メニューの「ネットワーク設定」より「LAN設定」をクリックして下さい。

「LAN設定」画面が開きます。



 
IPアドレス変更時の注意
  初めてLANを構築する場合、IPアドレス、サブネットマスクを変更する必要はありません。
  工場出荷値のままご利用下さい。

  本製品のIPアドレスを工場出荷値から変更する場合、DHCPサーバー設定の変更も必要です。

  本製品のIPアドレスを別ネットワークへ変更した場合は、パソコンのIPアドレスを本製品のIPアドレスと同一ネットワークとなるように変更して下さい。
  パソコンのIPアドレスが本製品のIPアドレスと別ネットワークに設定されている場合、設定画面へログオンすることができなくなりますので注意して下さい。
DHCPサーバー設定変更時の注意
  初めてLANを構築する場合、DHCPサーバー設定を変更する必要はありません。
  工場出荷値のままご利用下さい。

  本製品のDHCPサーバー機能からTCP/IP情報を自動取得した場合、デフォルトゲートウェイ(ルータアドレス)、プライマリDNS(ネームサーバ)には本製品の本体IPアドレスが割り当てられます。

  LAN内に他のDHCPサーバーが存在する場合、以下のどちらかの対処を行って下さい。
 
  既存のDHCPサーバーを使用する場合
 → 本製品のDHCPサーバーを無効(使用しない)に設定して下さい。
 
  本製品のDHCPサーバーを使用する場合
 → 既存のDHCPサーバーを無効(使用しない)に設定して下さい。
  (既存のDHCPサーバーの設定については、DHCPサーバーやオペレーティングシステムのマニュアル等を参照して下さい。)
 
本製品のIPアドレス(工場出荷値:192.168.0.1)を変更する場合、他のパソコン、ルータ等とIPアドレスが衝突しないように注意して下さい。
万が一、他のパソコン等と本製品のIPアドレスが衝突してしまった場合、本製品の設定画面が開けない、他のネットワーク機器に障害が発生する等、さまざまなトラブルの原因となりますので注意して下さい。

 
 
  本体設定
 
  IPアドレス
  本製品のIPアドレスを設定します。
工場出荷状態では「192.168.0.1」が設定されています。
  サブネットマスク
  本製品のサブネットマスクを設定します。
工場出荷状態では「255.255.255.0」が設定されています。

  DHCPサーバー設定
 
  DHCPサーバー
  DHCPサーバー機能の有効/無効を設定します。
有効 DHCPサーバー機能を使用します。
LAN内のパソコンにTCP/IP設定を自動的に割り当てます。
無効 DHCPサーバー機能を使用しません。
  付与IPアドレス範囲
  DHCPサーバー機能を有効にした場合の付与IPアドレス範囲を設定します。
先頭 付与IPアドレス範囲の最初のIPアドレスを設定します。
終了 付与IPアドレス範囲の最後のIPアドレスを設定します。
  クライアント表示(ボタン)
  DHCPサーバーからIPアドレスを取得しているクライアントの情報を表示します。
  DHCPスコープ
  DHCPスコープの有効/無効を設定します。
有効 DHCPスコープを使用します。
DHCPサーバー機能によって、特定ホスト(MACアドレス)に対し常に同じIPアドレスを付与します。
無効 DHCPスコープを使用しません。
  スコープ設定(ボタン)
  DHCPスコープ設定画面が開きます。


 チェック!
DHCPスコープ機能で割り当てるIPアドレスは、DHCPサーバー機能で付与するIPアドレスの範囲外のIPアドレスを設定して下さい。
例:DHCPサーバー設定が工場出荷値の場合、192.168.0.31以降を設定して下さい。

 チェック!
「DHCPスコープ設定」画面ではDHCPスコープリストの登録と削除のみ行います。
DHCPスコープ機能の有効/無効を変更する際は、「LAN設定」画面内の「設定保存」ボタンをクリックして下さい。

 チェック!
DHCPスコープリストは最大20個まで登録可能です。
  ドメイン名
  DHCPサーバー機能で割り当てるドメイン名を設定します。
通常は空欄のままでかまいません。

全ての設定が終わりましたら、[設定保存]ボタンをクリックして下さい。
設定が反映されます。


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