5-4.拡張設定
無線LANの拡張設定について説明します。
   
無線LAN拡張設定について
初めて無線LAN環境を構築する場合や、無線LANについて詳しくない場合は、本設定は変更せずに工場出荷値のままご利用下さい。
設定内容によっては無線LANの接続性が低下する等の影響が発生する場合がありますのでご注意下さい。

設定メニューの「無線LAN設定」より「拡張設定」をクリックして下さい。

「無線LAN 拡張設定」画面が開きます。


 

  フラグメントしきい値(工場出荷値:2346)
  フラグメント(分割)するパケットサイズを設定します。
「フラグメントしきい値」よりも大きなサイズのパケットを送信する場合、「フラグメントしきい値」のサイズにフラグメント(分割)して送信します。
 チェック!
フラグメントが多数発生すると通信効率が下がる場合があります。

  RTSしきい値(工場出荷値:2347)
  RTS(Request To Send・送信要求)信号を送信するパケットサイズを設定します。
「RTSしきい値」よりも大きなサイズのパケットを送信する場合、RTS信号を送信します。

  ビーコンインターバル(工場出荷値:100)
  無線電波の送出間隔を設定します。
 チェック!
設定値を小さくすると通信品質は上がりますが、他の無線機器と干渉する可能性が高くなります。

  プリアンプルタイプ(工場出荷値:ロングプリアンプル)
  無線LAN通信の同期をとるプリアンプル信号の種類(長さ) を選択します。
 チェック!
「ショートプリアンブル」を選択すると無線LANの通信速度が速くなりますが、「ショートプリアンブル」に対応していない無線LAN機器がありますのでご注意下さい。

  IAPP(工場出荷値:有効)
  無線LANクライアントが移動した等で無線LANの電波到達範囲外になった場合でも、IPアドレスを維持したまま無線LANに再接続することができます。

  プロテクション(工場出荷値:無効)
  IEEE 802.11gとIEEE 802.11bが混在する環境で、通信速度が低下する事を防ぎます。

  送信出力(工場出荷値:100%)
  本製品の通信出力を設定します。
初期値「100%」のままご利用下さい。

全ての設定が終わりましたら、[設定保存]ボタンをクリックして下さい。
設定が反映されます。

 

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