3-4.設定の終了(更新・再起動)

必要な設定が完了しましたら、設定の更新NetGenesisの再起動 を行って下さい。
 
  設定の更新 を行うと、NetGenesisの「一時保存領域」に保存された情報が、NetGenesisの「フラッシュROM」に書き込まれます。
 
  一時保存領域
  「設定」ボタンをクリックした画面の設定内容を(一時的に)保存する領域です。
  NetGenesisの電源をOFF/ONしたり、設定メニューの「NetGenesisの再起動」を行うと消去されます。
 
  フラッシュROM
  NetGenesisが実際に動作するための設定内容が保存されている領域です。
  「設定の更新」画面の「更新」ボタンをクリックすることにより、「一時保存領域」の内容を「フラッシュROM」に書き込みます。
  NetGenesisの電源をOFF/ONしても消去されません。
 
  NetGenesisの再起動 を行った後、フラッシュROMに保存した設定内容を元に動作するようになります。
 

以下に 設定の更新 〜 NetGenesisの再起動 の操作と画面遷移を記します。
設定を更新する際の注意
NetGenesisの設定を更新する際は、インターネットとの通信(データ転送)をできる限り行わないようにして下さい。
〔 参考 〕
NetGenesis前面
「WAN」LED下段
通信状況
点 灯 インターネットと通信無し
点 滅 インターネットと通信中(※)
 ※ NetGenesisのWANポートに接続している回線終端装置によっては、通信が行われていなくても「WAN」ランプが点滅する場合があります。
  この場合、パソコン上で起動しているインターネットと通信を行うソフトウェア(NetGenesisの設定を行っているWWWブラウザを除く)を出来る限り終了するようにして下さい。
 
[設定]ボタンをクリックします。

(一時保存領域に設定内容が保存されます。)
設定メニューの[設定の更新]をクリックします。
[更新]ボタンをクリックします。

(一時保存領域に保存された情報をフラッシュROMに書き込みます。)
[再起動]ボタンをクリックします。
  NetGenesisのLANポートIPアドレスを変更して 
設定の更新 〜 再起動 を行った場合は
こちら
進んで下さい。

  HUBポートの設定を変更した場合、再起動中にHUBが
リセットされ、一瞬リンクが切れます。
以下の画面が表示されると
設定の更新 〜 再起動 完了です。
 
作業完了後、動作の確認(インターネット接続の確認等)を行って下さい。
 

NetGenesisのLANポートIPアドレスを変更した場合の画面遷移
 
カウントダウン表示が「0秒」になった時点で止まります。
「取り消されたアクション」や「ページが表示されません」等の
エラーメッセージが表示されます。
 
LANポートIPアドレス変更後に
再度NetGenesisの設定画面へログオンする方法
  LANポートIPアドレスを、同一ネットワーク内の別IPアドレスへ変更した場合。
  《 例.「192.168.0.1/24」(工場出荷値)から「192.168.0.100/24」へ変更。 》
 
 → ブラウザのアドレス入力欄に、変更したNetGenesisのLANポートIPアドレス(この例の場合「192.168.0.100」)を入力して下さい。

  LANポートIPアドレスを、別ネットワークへ変更した場合。
  《 例.「192.168.0.1/24」(工場出荷値)から「xxx.xxx.xxx.105/29」へ変更。 》
 
 → NetGenesisのLANポートIPアドレスとパソコンのIPアドレスが別ネットワークの場合、NetGenesisの設定画面へログインすることができません。
  NetGenesisに接続したパソコンのIPアドレスを、変更したNetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワークに設定した後、ブラウザのアドレス入力欄に変更したNetGenesisのLANポートIPアドレス(この例の場合「xxx.xxx.xxx.105」)を入力して下さい。
 
 

1台のパソコンをNetGenesisに接続する。

パソコンのIPアドレスを「192.168.0.xx/24」
(NetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワーク)
に設定する。
例) xxx.xxx.xxx.106/29 → 192.168.0.2/24
パソコンでWWWブラウザを起動 して
NetGenesisの設定画面(基本設定)へログオンし、
LANポートIPアドレスを変更する。
例) 192.168.0.1/24 → xxx.xxx.xxx.105/29
NetGenesisの設定を更新し、再起動する。
このとき、「NetGenesisの再起動が完了しました」
の画面は表示されません。
  この時点でNetGenesisの設定画面へログオン
できなくなります。
パソコンのIPアドレスを、変更したNetGenesis
のLANポートIPアドレスと同一ネットワークに設定する。
例) 192.168.0.2/24 → xxx.xxx.xxx.106/29
WWWブラウザで
変更したNetGenesisのLANポートIPアドレスを
指定して設定画面へアクセスする。
《 ログオン可能 》
 

 
備 考
  NetGenesisのDHCPサーバーを使用し、かつDHCPサーバーの設定を工場出荷値から変更した場合、設定の更新・再起動完了後、NetGenesisに接続されている各パソコンを再起動して下さい。
  パソコンを再起動することにより、NetGenesisから各パソコンへTCP/IPの設定が自動的に行われます。
  (DHCPサーバーの設定を工場出荷値のまま使用する場合、パソコンの再起動を行う必要はありません。)

  NetGenesisの設定の更新・再起動が完了しましたら、NetGenesisの時刻情報を合わせて下さい。
 
 * あらかじめ時刻情報を合わせておくことにより、万が一の障害発生時にSYSLOG情報が有効に活用できます。
  NetGenesisの時刻情報を合わせるには、以下の2通りの方法があります。
  (どちらか1つを行って下さい。)
 
  インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得する方法
  13-2.SNTPサーバー設定 を参照して下さい。
  (SNTPサーバー設定を行った場合、設定の更新・再起動が必要です。)
 
  パソコンの時刻情報を読み取る方法
  16-2.時刻設定 を参照して下さい。

  PPPoEクライアント機能使用時に、回線終端装置、またはNetGenesisの電源をOFFにした場合、(回線事業者のPPPoEサーバーと)PPPoEの切断処理が行われないため、一定時間再接続ができなくなることがあります。
  この場合は、以下の手順を参考に再接続を行って下さい。
 
 
(回線終端装置の電源をOFFにした。)
一定時間(5分以上)経過するまで待つ。
回線終端装置の電源をONにする。
回線終端装置のリンクが確立するまで待つ。
(詳しくは回線終端装置のマニュアルを参照。)
NetGenesisの電源をONにする。
(電源アダプターを接続する等。)
PPPoE再接続が行われる。
 
 
回線の再接続に関する動作や時間についての詳細は、回線事業者へ問い合わせ下さい。
 
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