6-2-1.LANポートIPアドレスの変更

プロバイダ(ISP)から取得した固定IPアドレスの中の一つを、NetGenesisのLANポートに設定する方法について説明します。

〔LANポートIPアドレスを工場出荷値から変更します。〕

上記の環境例の場合、LANポートIPアドレスを「工場出荷値:192.168.0.1/24」から「xxx.xxx.xxx.105/29」へ変更しています。

設定画面のメニューの[基本設定]をクリックし、[IPアドレス/サブネット](※)欄に変更する値を入力して下さい。





 ※ サブネットが「xxx.xxx.xxx.xxx」の形式で指定された場合、付録・IPアドレス範囲(IPアドレス/サブネット) 早見表 を参考にして下さい。
  (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)
 

NetGenesisのアンナンバード(unnumbered)機能を使用するとき
  「IPアドレス/サブネット」に設定可能なサブネットは以下の通りです。
 ・xxx.xxx.xxx.xxx/30 (255.255.255.252 IPアドレス数:4個)
 ・xxx.xxx.xxx.xxx/29 (255.255.255.248 IPアドレス数:8個)
 ・xxx.xxx.xxx.xxx/28 (255.255.255.240 IPアドレス数:16個)

  ネットワークアドレス(先頭)とブロードキャストアドレス(最後)は、NetGenesisを含む、LAN内の各機器に設定できません。
 
 例) ISPから取得したIPアドレス/サブネットが「xxx.xxx.xxx.104/29」(8個)の場合

  xxx.xxx.xxx.104:ネットワークアドレス(先頭)・・・設定不可。
 
 
xxx.xxx.xxx.105
xxx.xxx.xxx.106
xxx.xxx.xxx.107
xxx.xxx.xxx.108
xxx.xxx.xxx.109
xxx.xxx.xxx.110
左のIPアドレスが、NetGenesisを含む、LAN内の各機器に設定可能。
 
  xxx.xxx.xxx.111:ブロードキャストアドレス(最後)・・・設定不可。
  誤った値を入力して、設定更新を行った場合(NetGenesisと通信できない状態になった場合)、本体背面の「RESET」ボタンを使用して設定を工場出荷値に戻した後、再度設定を行って下さい。
  「RESET」ボタンについては以下を参照して下さい。
   Q&A集 全ての設定を工場出荷値に戻したい

  NetGenesisの設定の更新〜再起動完了後、パソコンのIPアドレスをNetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワーク内のIPアドレスに設定して下さい。
  上記の環境例の場合、以下のように設定します。
 
 ・IPアドレス :xxx.xxx.xxx.106〜xxx.xxx.xxx.110の中の一つ。
 (各機器間で衝突しないよう注意して下さい。)
 ・サブネット :255.255.255.248
 ・ゲートウェイ :xxx.xxx.xxx.105
 (変更後のNetGenesisのLANポートIPアドレス)
 ・DNS :変更後のNetGenesisのLANポートIPアドレスや、
 プロバイダから指定されたDNSサーバーのIPアドレス等
 
パソコンのTCP/IP設定については 2.パソコンの設定 を参照して下さい。

入力した値に間違いが無いことを確認した後、画面下の[設定]ボタンをクリックして下さい。


LANポートIPアドレスの変更と
設定の更新〜NetGenesisの再起動
NetGenesisのLANポートIPアドレスを別ネットワークへ変更して設定を更新・再起動した場合、設定更新直後にNetGenesisの設定画面へログオンできなくなります。(パソコンとNetGenesisが別ネットワークとなるため。)
詳しくは 設定の更新 〜 NetGenesisの再起動 の操作と画面遷移 〔3-4.設定の終了(更新・再起動)〕を参照して下さい。

以上でNetGenesisのLANポートIPアドレスの変更は完了です。

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