14-5.ポート設定
HUBポートとWANポートのハードウェア設定(PHY制御)について説明します。
メニューの「HUBポートの設定」の中の[ポート設定]をクリックして下さい。
「ポート設定」画面が開きます。
  リンク速度
  HUBポートの各ポート(L1〜L4)とWANポートのリンク速度を、それぞれ個別に設定することが可能です。
  工場出荷値はリンク速度「自動認識」(Auto)になっています。
  設定を変更する場合は、[▼]をクリックしてリンク速度を選択して下さい。
 
−設定を変更する際の注意−
  変更する速度(全二重・半二重)によっては、スループットが低下する場合があります。
 
例1) 「100M 全二重」 −(変更)→ 「100M 半二重」
例2) 「100M 全二重」 −(変更)→ 「10M 全二重」
 
 ⇒ 上記のように変更した場合、スループットが低下することがあります。

  接続した機器によっては、リンク速度を変更するとリンクが確立できない場合があります。
  その場合はNetGenesis、接続した機器、共に[自動認識(AutoNegotiation)]で設定して下さい。

  リンク速度設定は接続する機器側と合わせて設定して下さい。
  リンク速度設定が合っていないと正しくリンクを確立できない場合があります。
 
 リンク速度設定の例)
  ・HUBポート L1リンク速度設定  :自動認識
  ・L1に接続した機器(PC等のLANアダプタ)のリンク設定  :自動認識
   ⇒ 問題なし。
  接続した機器の対応リンク速度に合わせてリンクします。

  ・HUBポート L1リンク速度設定  :100M 全二重
  ・L1に接続した機器(PC等のLANアダプタ)のリンク設定  :100M 全二重
   ⇒ 問題なし。
  100M 全二重でリンクします。

  ・HUBポート L1リンク速度設定  :自動認識
  ・L1に接続した機器(PC等のLANアダプタ)のリンク設定  :100M 全二重
   ⇒ 問題あり。
    通信できない、あるいは、パケットロスやデータ再送等が発生する可能性があります。
(速度低下の原因となります。)
  MDI/MDI-X
  HUBポートの各ポート(L1〜L4)とWANポートのMDI/MDI-X(クロス/ストレート、ギガビットの場合は Slave/Master)を、それぞれ個別に設定することが可能です。
  工場出荷値はMDI/MDI-X「自動認識」(Auto)になっています。
  設定を変更する場合は、[▼]をクリックしてMDI/MDI-Xを選択して下さい。
 

設定が完了した後、[設定]ボタンをクリックして下さい。
 
全ての設定が完了した場合は、
左のメニューの   設定の更新   をクリックして下さい。
  "設定の更新" と "NetGenesisの再起動" を行って下さい。
  詳しくは 3-4.設定の終了(更新・再起動) を参照して下さい。
  (NetGenesisの再起動中を行うと(NetGenesisの)HUBがリセットされ、一度リンクが切れます。)
  引き続き設定を行う場合は、左のメニューをクリックし、必要な設定を行って下さい。

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