Q.NetGenesis GigaLink2000の回線冗長化機能とはどのような機能ですか? | ||||||||||||||||||||||||||||||
NetGenesis GigaLink2000の回線冗長化機能とは、通信ポートをメインポートとバックアップポートに割り当てることにより、回線切断が発生した場合にルーターのデフォルトゲートウェイを自動的に切り替える機能です。 ■メインポートとバックアップポートの設定について
通常時に使用する通信ポートを「メインポート」として設定し、メインポートの回線切断時に使用する通信ポートを「バックアップポート」として設定します。 メインポートは1つ、バックアップポートは最大4つまで設定することができます。 また、PPPoEセッションはWANポート1とWANポート2に自由に振り分けできますので、様々な組み合わせで設定することができます。
設定例1
設定例2
設定例3
■回線切断の検知について
NetGenesis GigaLink2000は、以下の4つのケースを回線切断状態として検知します。 ・PING回線死活監視機能※によりメインポートの切断を検知した(PING応答が無い)場合。
・PPPoE接続が正常に完了しない、もしくは切断された場合。(PPPoEクライアント接続時)
・IPアドレスを自動取得(更新)できない場合。(DHCPクライアント接続時)
・WANポートがリンクダウンした場合。(IPアドレス固定接続・ローカルルータ接続時)
※PING回線死活監視機能を使用するためには、ファームウェアをV5.304.00にバージョンアップする必要があります。
ファームウェアバージョンアップについては こちら を参照して下さい。 ■回線接続の検知について
NetGenesis GigaLink2000は、以下の4つのケースを回線接続状態として検知します。 ・PING回線死活監視機能※によりメインポートの接続を検知した(PING応答が有った)場合。
・PPPoE接続が正常に完了した場合。(PPPoEクライアント接続時)
・IPアドレスを自動取得(更新)できた場合。(DHCPクライアント接続時)
・WANポートがリンクアップした場合。(IPアドレス固定接続・ローカルルータ接続時)
※PING回線死活監視機能を使用するためには、ファームウェアをV5.304.00にバージョンアップする必要があります。
ファームウェアバージョンアップについては こちら を参照して下さい。 ■PING回線死活監視機能について
PING回線死活監視機能※は、メインポートの監視を行う機能です。 バックアップポートの監視を行うことはできませんのでご注意下さい。 ※PING回線死活監視機能を使用するためには、ファームウェアをV5.304.00にバージョンアップする必要があります。
ファームウェアバージョンアップについては こちら を参照して下さい。 ■バックアップポートの動作について
バックアップポートで動作中にバックアップポートの回線切断状態を検知した場合は、次のバックアップポートに切り替わります。
■WANポート2の動作について
WANポート2で通信を行う場合、以下の機能を利用することはできません。 以下の機能は、WANポート1でのみ利用可能です。 ・UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)機能
・IPv6ブリッジ機能
・WANポート帯域制限機能
・優先ルーティング機能
■メインポートへの復帰について
バックアップポートで動作中にメインポートの回線接続状態を検知した場合、自動的にメインポートに切り替わります。 ■手動切り替えについて
メインポートとバックアップポートの切り替えは、設定画面から手動で行うことも可能です。 |