第12章 バージョンアップ

NetGenesisのバージョンアップについて説明します。
 
NetGenesis SuperOPTAirのバージョンアップは必ず有線LANから行って下さい。
無線LANからのバージョンアップは一切の動作保証を致しません。
無線LANからバージョンアップを行い、バージョンアップに失敗した場合、有償修理となりますので注意して下さい。
【 無線LANカードのバージョンアップについて 】
NetGenesis SuperOPTAirに取り付けた無線LANカードのバージョンアップが必要となった際は、無線LANカードをNetGenesis SuperOPTAirから取り外し、パソコンに取り付けてバージョンアップを行って下さい。

NetGenesisはファームウェアをバージョンアップすることにより、不具合の修正や機能追加等を行うことができます。
 ※ 本章では「バージョンアップ手順の概略」について説明します。
  弊社ホームページからバージョンアップ用ファイルをダウンロードし、実際にバージョンアップを行う際は、バージョンアップ用ファイルに同梱される「Redame」ファイルを必ず参照して下さい。

以下、バージョンアップ手順の概略を説明します。
  以降、Windows XP上でInternet Explorerを使用した場合を例に説明します。
 
バージョンアップを行う前に、「NetGenesisの再起動」を行って下さい。
(念のため、設定の「一時保存領域」の情報を消去して下さい。)
NetGenesisの再起動については 11-1 NetGenesisの再起動 を参照して下さい。
  1. 設定画面のメニューの「バージョンアップ」の中の、[ファームウェアバージョンアップ]をクリックして下さい。

    (以下の画面は、NetGenesis SuperOPT90/SuperOPT70の例です。)


     
  2. 赤枠の中の内容を必ず確認して下さい。

    ・NetGenesis SuperOPT100/SuperOPT90/SuperOPT70

    ・NetGenesis SuperOPTAir
     
  3. [ファームウェアのファイルを指定]欄に、ファームウェアファイルのパス/ファイル名を入力して下さい。

    [参照]ボタンをクリックして、ファイルを探すこともできます。


     
  4. [ファームウェアのファイルを指定]欄に、ファームウェアファイル名が入っていることを確認して下さい。

    バージョンアップと同時に設定を工場出荷値に戻す場合、[バージョンアップと同時に、設定を工場出荷値に戻す]にチェックを入れて下さい。
     
    [バージョンアップと同時に、設定を工場出荷値に戻す]にチェックを入れると、バージョンアップ完了後に全ての設定が工場出荷値に戻ります。
    既存のLANによってはIPアドレスの重複等、問題が発生する恐れがありますので注意して下さい。
    ([バージョンアップと同時に、設定を工場出荷値に戻す]にチェックを入れる場合は、NetGenesisにパソコンを1台だけ接続すると良いでしょう。)

    [バージョンアップ開始]ボタンをクリックすると、バージョンアップが開始されます。


     
  5. バージョンアップ中はブラウザのステータスバーに進行状況を表すグラフが表示され、右上のマークが動いた状態になります。

    画面が切り替わるまで何も操作せず、そのままお待ち下さい。


     
  6. バージョンアップが完了すると、[再起動]ボタンが表示されますので、クリックして下さい。

    (以下の画面は、NetGenesis SuperOPT90/SuperOPT70の例です。)



    (再起動画面以降については 10-1 設定の更新の3 を参照して下さい。)
以上でバージョンアップ完了です。