10-4.PPPoE/シリアルポート情報・制御

ダイヤルアップIP接続時の情報(取得したIPアドレス等)の表示や制御(手動接続・切断の操作等)を行う「シリアルポート情報・制御」について説明します。

設定画面のメニューの「制御・情報表示」の中の、[PPPoE/シリアルポート情報・制御]をクリックして下さい。

「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面が表示されます。


 
   
 

  最新の情報に更新 (ボタン)
  「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面の表示内容を更新する場合にクリックします。
  (リアルタイムでは表示されません。)

 
シリアルポート(S02) の表示エリア(セッションのタイトルバー)
 
  [接続]または[切断]ボタンが表示されます。
  その時の回線状態(※1)によって、ボタン表示が変わります。
 
 ※1: 「回線状態」は、「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面(本画面)の「状態」欄に表示されます。
   ・回線切断状態:[接続]ボタンが表示されます。
 ・回線接続状態:[切断]ボタンが表示されます。
 
   
 メ モ 
回線切断から再度[手動接続]を行う場合は、5秒以上間隔を開けて下さい。
 
   
表示されているボタンをクリックすることにより、回線の接続、または切断が可能です。
 
 
 
手動接続に失敗する場合
手動接続に失敗する場合は、10-5.接続できない場合(SYSLOG表示の確認) を参照して下さい。
 
 
自動接続時に表示されるエラーメッセージ
シリアルポート の 回線接続方法の設定「自動接続」を選択し、かつ「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面(本画面)を開いたまま放置した場合、[接続][切断]ボタンを押すと以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
  [接続]ボタンをクリックした場合に表示されるエラーメッセージ
  LAN内の別のパソコンの操作等によって自動接続が行われた等、すでに回線が接続された状態の場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
 
  [切断]ボタンをクリックした場合に表示されるエラーメッセージ
  シリアルポート の 無通信自動切断の設定 を行い、かつ「送信無通信時間」「受信無通信時間」が満了となり、自動的に回線が切断された場合、以下のエラーメッセージが表示されます。
 
[接続][切断]ボタンをクリックする前に、「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面の[最新の情報に更新]ボタンをクリックすることをお勧めします。
(その時の回線状態に合致したボタンが表示されるようになり、上記のエラーメッセージは表示されなくなります。)

  ニックネーム(接続名称)
  シリアルポート 動作モード設定 の ニックネーム(接続名称) に設定した内容が表示されます。
 

  接続モード(回線接続方法)
  シリアルポート 動作モード設定 の 回線接続方法の設定 によって、表示内容が異なります。
 

  状態
  その時の回線状態を表します。
  「接続状態」、「切断状態」、「待機中」の3つの中の1つが表示されます。
 
 ・接続状態 回線が接続されていることを表します。
 ・切断状態 回線が切断されていることを表します。
 ・待機中 接続待ち状態であることを表します。(※2)
 
 
 ※2: 「自動接続」設定時に「待機中」と表示されている場合、「ISDNターミナルアダプタ/アナログモデムが応答しない、認証に失敗している等の理由により接続できない状態になっている」可能性があります。
(アナログモデムの場合は、接続完了まで時間がかかるため、「待機中」と表示されることがあります。)
   
 

この場合は 10-5.接続できない場合(SYSLOG表示の確認) を参照して下さい。

  接続時間
  回線が接続されてから経過した時間を表します。
  「PPPoE/シリアルポート情報・制御」画面(本画面)の(前項目の)「状態」欄が「切断状態」の場合、表示されません。
  [最新の情報に更新]ボタンをクリックすることにより、更新されます。
 

  取得した自IPアドレス
  取得した相手IPアドレス
  「取得した自IPアドレス」は接続先から(自動)取得したIPアドレスを、「取得した相手IPアドレス」は接続先のDHCPサーバーのIPアドレスを表します。
 


  取得したプライマリDNS
  取得したセカンダリDNS
  接続先のDHCPサーバーから取得した「プライマリDNS」「セカンダリDNS」を表します。
 

 
  シリアルポート 動作モード設定の DNS情報の設定「WAN側から取得したDNS情報を優先する」にチェックが入っている場合、NetGenesisのProxyDNS機能が(回線接続時に)DNS名前解決を行う際、「取得したプライマリDNS」「取得したセカンダリDNS」の情報を使用します。
  (回線接続時は、「DNS情報の設定」の「プライマリ〜フォースDNS」欄の情報を使用しません。)
 

 
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