8-5 ネームサーバーの設定


ネームサーバーの設定を行う場合、以下の手順で行って下さい。
  1. 「NetGenesisの設定」画面で、[LANポート設定]欄の中の、[動作設定]ボタンをクリックして下さい。

      ※ 「NetGenesisの設定」画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


  2. [高度な設定]欄の中の、[ネームサーバー]ボタンをクリックして下さい。


  3. [プライマリDNS]〜[フォースDNS]欄に、契約しているISP等のDNSサーバーのIPアドレスを、半角数字で入力して下さい。
     ※ 全ての項目を入力する必要はありません。


  4. [OK]ボタンをクリックして下さい。


以上でネームサーバーの設定は完了です。

必要に応じて、以下に進んで下さい。

スタティックルーティングの設定が必要な場合
 → 8-6 スタティックルーティングの設定 へ進んで下さい。
スタティックルーティングの設定が必要無い場合
 → 8-7 設定の保存(更新) へ進んで下さい。



8-6 スタティックルーティングの設定


スタティックルーティングの設定について説明します。

以下の手順で、スタティックルーティングの設定を行って下さい。

  1. 「NetGenesisの設定」画面で、[LANポートの設定]欄の中の、[動作設定]ボタンをクリックして下さい。

      ※ 「NetGenesisの設定」画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


  2. [高度な設定]欄の中の、[スタティックルーティング]ボタンをクリックして下さい。


  3. 「ルーティングの設定(LANポート)」画面が表示されますので、各項目を参照して設定を行って下さい。

    LAN上のデフォルトゲートウェイを使う
    ルーティングテーブルを設定する


    LAN上のデフォルトゲートウェイを使う

    LAN上のデフォルトゲートウェイを使う
     → [LAN上のデフォルトゲートウェイを使う]にチェックを入れて下さい。
    デフォルトゲートウェイ
     → ゲートウェイアドレス(他のルータのIPアドレス)を半角数字で入力して下さい。
    メトリック
     →
    [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外、ルーティング先がない場合、またはNetGenesis4を使用している場合
          そのまま変更せず「1」で使用して下さい。

    [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外にも、ルーティング先がある場合
         
     ・ [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータを最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
     ・ 他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい


    ルーティングテーブルを設定する

    IPアドレス、サブネットマスク ※1
     → それぞれ登録するIPアドレスとサブネットマスクを半角数字で入力して下さい。
    ゲートウェイ ※2
     → ゲートウェイアドレス(他のルータのIPアドレス)を半角数字で入力して下さい。
    メトリック ※3
     →
    [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外、ルーティング先がない場合、またはNetGenesis4を使用している場合
         そのまま変更せず「1」で使用して下さい。

    [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータ以外にも、ルーティング先がある場合
        
     ・ [デフォルトゲートウェイ]に設定したルータを最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
     ・ 他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい
    追加
     → ※1、※2、※3で設定した項目を[追加]ボタンで登録リストに追加します。
    編集
     → 登録済みのルーティング情報を編集します。
    登録リストに表示されているルーティング情報を選択して、[編集]ボタンをクリックすると※1※2※3にそれぞれの情報が表示されますので、それらを編集して下さい。
    編集が完了しましたら、[追加]ボタンをクリックして下さい。
    削除
     → 登録済みのルーティング情報を削除します。
    登録リストに表示されているルーティング情報を選択して、[削除]ボタンをクリックして下さい。
    登録リスト
     → 現在登録されているIPアドレス、サブネットマスク、メトリック値が表示されます。


  4. 設定が完了しましたら、[OK}ボタンをクリックして下さい。


以上で、スタティックルーティングの設定は完了です。

8-7 設定の更新(保存) へ進んで下さい。



8-7 設定の保存(更新)


NetGenesisの設定を保存(更新)する手順について説明します。

NetGenesisの各設定が全て完了しましたら、以下の手順でNetGenesisの設定を保存(更新)して下さい。

 ※ 設定を破棄したい場合、各画面で[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

  1. 各画面で[OK]ボタンをクリックし、「NetGenesisの設定」画面まで戻って下さい。


  2. 設定を行ったシリアルポート(NetGenesis Plusの場合、モデムポートかシリアルポート)にチェックを入れて下さい。


  3. [更新]ボタンをクリックして下さい。



     ※ [更新]ボタンをクリックしたときにエラー画面が表示された場合、何らかの設定が間違っている、または不十分です。
    [戻る]ボタンをクリックして設定を確認した後、再度[更新]ボタンをクリックして下さい。


  4. 設定サーバーが、NetGenesisに設定を書き込みます。

    書き込みをしている間、WWWブラウザは以下ような状況になります。

     ・ WWWブラウザの右上のマークが動きます。

     ・ WWWブラウザのステータスバーに「Webサイトが見つかりました。応答を待っています...」と表示されます。

     ※ WWWブラウザのバージョン等によっては、「ページ http://127.0.0.1/ を開いています...」のように表示されます。

     ・ マウスカーソルが砂時計の状態のとき。

     ※ WWWブラウザのバージョン等によっては、設定画面内のボタンをクリックしてもマウスカーソルが砂時計状態にならないことがあります。

    このとき、他のボタンはクリックしないで下さい。


  5. 設定の書き込みが完了すると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。


     ※ 設定の書き込みに失敗した場合(設定の書き込み中にケーブルが抜けてしまった等)、「設定の更新に失敗しました。」という、インフォメーション画面が表示されます。

    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックして、一時的にNetGenesisの設定をファイルに保存して下さい。

    詳しくは 13-3 設定をファイルに保存する を参照して下さい。

    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックせずに、[OK]ボタンをクリックした場合、設定は破棄されます。

     ※ 設定更新後にNetGenesisが見つからない場合、[再検索]ボタンをクリックして下さい。

    設定サーバーと統合ツールを同時に起動していた場合、このような状況になります。
    (設定サーバーと統合ツールは、同時に起動しないで下さい。)


以上で、NetGenesisの設定の保存(更新)は完了です。

設定保存(更新)後、NetGenesisは内部で再起動を行います。

このとき、回線が接続されている場合、切断されますので注意して下さい。

備考1 〜 NetGenesisのDHCPサーバーを使用する方へ 〜
NetGenesisのDHCPサーバーを使用し、かつDHCPサーバーの設定を工場出荷値から変更した場合、設定保存(更新)後にNetGenesisに接続されている各パソコンを再起動して下さい。
パソコンを再起動することにより、NetGenesisから各パソコンへネットワークの設定が自動的に行われます。
 ※ DHCPサーバーの設定を工場出荷値のまま使用する場合、パソコンの再起動は必要ありません。


備考2 〜 NetGenesisの時刻情報について 〜
NetGenesisの設定保存(更新)が完了しましたら、NetGenesisの時刻情報を合わせて下さい。
NetGenesisの時刻情報を合わせるには、以下の2通りの方法があります。
(どちらか1つを行って下さい。)
  NWG設定サーバーを起動したパソコンの時刻情報を読み取る方法
  → 13-2 NetGenesisの時刻を合わせる を参照して下さい。
  インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得する方法
  → SNTPクライアント機能を使用する場合は、以下から「LANポートの設定マニュアル」をダウンロードして、SNTPサーバー/クライアントの設定の項目を参照して下さい。

NetGenesis機能別マニュアルダウンロード
http://www.mrl.co.jp/support/nwg/nwg_serial_manual.htm#manual_www_lite

Check
Point

上記リンクをクリックするとインターネット上のサーバとの通信を開始します。
ご使用の環境によっては、ダイヤルアップIP接続が開始されますのでご注意ください。



第9章 回線の手動切断 へ進んで下さい。