本章では、NWG設定サーバーの起動オプションについて説明します。
【 起動オプション 】
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設定可能な起動オプションは、以下の5項目です。
各オプションはスペース、またはTAB文字で区切り、指定は順不同です。
半角大文字・小文字の区別は行いません。(必ず半角文字で指定して下さい。) |
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【 起動オプションの指定方法 】
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起動オプションの指定方法については、使用しているオペレーティングシステムによって異なります。以下を参照して下さい。 |
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■ 起動オプション
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WWWブラウザから最初のアクセスを受けたとき、日本語起動画面(JP指定)、英語起動画面(US指定)のどちらを表示するかを指定します。 |
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フォーマット |
: |
-BL:[US|JP] |
初期値 |
: |
JP (日本語起動画面を指定) |
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NWG設定サーバーが同時に受け付ける、WWWブラウザからのアクセス数を指定します。 |
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フォーマット |
: |
-AL:[1〜10] |
初期値 |
: |
10 |
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xxx.xxx.xxx.xxx/yyで決定されるネットワークからのアクセスのみを、受け付けるように指定します。
「xxx.xxx.xxx.xxx」はIPアドレス(ネットワークアドレス)、「yy」はサブネットマスクのビット数を意味します。 |
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フォーマット |
: |
-TN:[xxx.xxx.xxx.xxx/yy] |
初期値 |
: |
設定無し
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WWWブラウザからのアクセスが途絶えてから、それ以降のアクセスを無効にするまでの時間を分単位で指定します。 |
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フォーマット |
: |
-TO:[1〜60] |
初期値 |
: |
30 (30分) |
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httpdとして動作するポート番号を指定します。 |
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フォーマット |
: |
-SP:[1〜65535] |
初期値 |
: |
80 (www-http) |
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NWG統合ツールとして起動します。
NetGenesisの設定はできませんので、注意して下さい。 |
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※1: |
「NWG統合ツール」(回線の手動接続・切断やSYSLOG表示等を行うツール)については、第13章 NWG統合ツール
を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。) |
※2: |
Windows環境の場合、[NetGenesis]プログラムフォルダの中の「NWG統合ツール」に、このオプションが指定されています。 |
※3: |
Macintosh環境の場合、[NWGSet]フォルダの中の「NwgTools」アイコンに、このオプションが指定されています。 |
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■ 起動オプションの指定方法(Windows)
以下の手順で起動オプションを指定して下さい。
- [スタート]→[設定]→[タスクバーと[スタート]メニュー]と順番にクリックして下さい。
- 「タスクバーのプロパティ」画面で[[スタート]メニューの設定]タブをクリックし、[詳細]ボタンをクリックして下さい。
- [フォルダ]の中の[プログラム]をクリックすると、右側にプログラムフォルダが表示されます。
その中から[NetGenesis]フォルダ(※1・※2)をダブルクリックして下さい。
※1: |
インストール時にNWG設定サーバーのプログラムフォルダを変更した場合、そのプログラムフォルダをダブルクリックして下さい。 |
※2: |
Windows NT4.0/2000の場合、「All Users」の中の「スタートメニュー」の中の「プログラム」フォルダに「NetGenesis」グループがあります。 |
- [NWG設定サーバー]アイコンの上でマウスを右クリックし、[プロパティ]を選択して下さい。
- 「NWG設定サーバーのプロパティ」画面が表示されます。
[リンク先]欄の最後尾に、追加するオプションを入力して下さい。
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オプションは「"」の後ろに半角スペースを入れて追加して下さい。
また、複数の起動オプションを設定する際は、各オプションの間に必ず半角スペースを入れて下さい。
例)....-jar "NwgSetting.jar" -SP:8080 -TO:60 |
- [OK]ボタンをクリックして下さい。
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コマンドプロンプト(MS-DOSプロンプト)から起動する場合、以下のように入力します。 |
c:\Program Files\MicroResearch\NWG>JRE\1.3\bin\java -jar NwgSetting.jar -SP:8080 -TO:60 |
※ |
インストール先を変更した場合、下線部をインストールした場所(フォルダ)へ変更して下さい。 |
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■ 起動オプションの指定方法(MacOS)
以下の手順で起動オプションを指定して下さい。
- 「NWGset」フォルダ(インストール時にフォルダ名を変更した場合はそのフォルダ)の中の「NwgSetting」アイコンを、「JBindery」アイコンの上にドラッグ&ドロップして下さい。
- 「JBindery」の画面が表示されます。
[Optional parameters]欄に追加するオプションを入力して下さい。
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複数の起動オプションを設定する際は、各オプションの間に必ず半角スペースを入れて下さい。 |
- [RUN]ボタンをクリックするとNWG設定サーバーが起動します。
今後も起動オプションを指定して起動する場合は[Save Settings ノ]ボタンをクリックし、[Save]→[入れかえ]とクリックして上書き保存して下さい。
別ファイルで保存したい場合、[Save Settings as]欄に表示されているファイル名を変更して[Save]ボタンをクリックして下さい。(オプションを指定してNWG設定サーバーを起動する際は、ここで入力した名称のファイルをダブルクリックして下さい。)
■ 起動オプションの指定方法(UNIX)
以下のように入力して起動オプションを指定して下さい。
[JREをインストールしたディレクトリへのパス]/bin/java -jar NwgSetting.jar [起動オプション] |
「NWG設定サーバーのポート番号を8080」に、「WWWブラウザ タイムアウト時間を60分」に指定した場合、以下のように入力します。
[JREをインストールしたディレクトリへのパス]/bin/java -jar NwgSetting.jar -SP:8080 -TO:60 |
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複数の起動オプションを設定する際は、必ず各オプションの間に半角スペースを入れて下さい。 |
■ NWG設定サーバーのポート番号を変更した場合(WWWブラウザでの指定方法)
-SPオプションでNWG設定サーバーのポート番号を変更した場合、以下のように入力して下さい。
http://[NWG設定サーバーのIPアドレス]:ポート番号/
例) |
NWG設定サーバーを起動したパソコンでWWWブラウザを起動し、ポート番号を8080に指定した場合、WWWブラウザのアドレス欄に「http://127.0.0.1:8080/」を入力します。 |
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