8-8 無通信自動切断の設定


無通信自動切断の設定について説明します。

  ※ ダイヤルアップIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


必要に応じて、プルダウンメニューから「送信無通信時間」、「受信無通信時間」を10秒〜600分の範囲で設定して下さい。

Check
Point

工場出荷値は3分です。
特に変更する必要が無い場合、このままお使い下さい。
無通信自動切断機能を無効にすることはできません。

無通信自動切断の設定が完了しましたら、8-9 無切断時間の指定 へ進んで下さい。



8-9 無切断時間の指定


無切断時間を指定する」の設定について説明します。

  ※ ダイヤルアップIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


ここで設定した開始時刻から終了時刻までの間は、無通信自動切断の設定を無効にし、終了時刻に達した時点で回線を切断します。

必要に応じて設定を行って下さい。

無切断時間を指定する
 → 無切断時間を指定する場合、チェックを入れて下さい。

xx時xx分からxx時xx分までは、無通信自動切断を無効とする。
 → 無切断時間の開始時刻と終了時刻を入力して下さい。

テレホーダイ時間(23時〜7時59分)に設定
 → テレホーダイサービス時間帯を設定することができます。

切断時刻に通信があった場合は、無通信自動切断により切断を行う
 → 無切断時間の終了時刻に達した時点でも、通信中であった場合は、回線を切断したくない場合は、チェックを入れて下さい。


Check
Point

無切断時間を指定する場合は、モデム/ターミナルアダプタに搭載されている自動切断機能を無効にして下さい。
自動切断機能の設定方法については、モデム/ターミナルアダプタのマニュアル等を参照して下さい。
接続先によってはテレホーダイ時間帯であっても、接続先側の無通信タイマーにより、回線が切断されることがあります。

無切断時間を指定する際の注意
「無切断時間を指定する」の設定を行う場合、必ずNetGenesisの時刻を合わせて下さい。
NetGenesisの時刻を合わせないと、「無切断時間を指定する」の設定が動作しませんので、注意して下さい。
NetGenesisの時刻を合わせる方法には、以下の2種類があります。
(どちらかを必ず行って下さい。)

 ・ 「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)で[NetGenesisの時刻を合わせる]ボタンをクリックする方法
NWG設定サーバーを起動したパソコンの時刻を、NetGenesisに設定します。
詳しくは、 13-2 NetGenesisの時刻を合わせる を参照して下さい。

 ・ NetGenesisの「SNTPクライアント」機能を利用する方法
インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバー(時刻情報のサーバー)を利用して、NetGenesisに時刻を設定します。
SNTPクライアント機能を使用する場合は、以下から「LANポートの設定マニュアル」をダウンロードして、SNTPサーバー/クライアントの設定の項目を参照して下さい。

NetGenesis機能別マニュアルダウンロード
http://www.mrl.co.jp/support/nwg/nwg_serial_manual.htm#manual_www_lite

Check
Point

上記リンクをクリックするとインターネット上のサーバとの通信を開始します。
ご使用の環境によっては、ダイヤルアップIP接続が開始されますのでご注意ください。



無切断時間の指定が完了しましたら、8-10 自動接続の設定 へ進んで下さい。



8-10 自動接続の設定


自動接続の設定について説明します。

  ※ ダイヤルアップIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


必要に応じて、自動接続「有効」、「無効」を選択して下さい。(工場出荷値無効)


自動接続の設定が完了しましたら、 8-11 追加ATコマンドの設定 へ進んで下さい。



8-11 追加ATコマンドの設定


追加ATコマンドの設定について説明します。

  ※ ダイヤルアップIP接続の設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

設定する必要が無い場合、そのまま空欄にしておいて下さい。
8-9 設定の保存(更新)
へ進んで下さい。

Check
Point

追加するATコマンドについては、使用するモデム/TAのマニュアルを参照して下さい。


ここで設定する追加ATコマンドは、「モデム/TAの設定」画面の追加ATコマンドの次にモデム/TAへ送られます。(以下のようにモデム/TAへ送られます。)

【 モデム/TAへ送られるATコマンドの順番 】

「モデム/TAの設定」画面で、infファイルから
読み込んだATコマンド

「モデム/TAの設定」画面の追加ATコマンド

「ダイヤルアップIP接続の設定」画面の
追加ATコマンド(本項目での設定)

ダイヤルコマンド



追加ATコマンドは、それぞれ「ISP端末型・登録1〜3」、「RASクライアント」に別々のコマンドを設定することができます。 

必要に応じて、[追加ATコマンド(オプション)]欄に追加ATコマンドを設定して下さい。


追加ATコマンドの設定が完了しましたら、8-12 設定の保存(更新)へ進んで下さい。



8-12 設定の保存(更新)


NetGenesisの設定を保存(更新)する手順について説明します。

NetGenesisの各設定が全て完了しましたら、以下の手順でNetGenesisの設定を保存(更新)して下さい。

 ※ 設定を破棄したい場合、各画面で[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。

  1. 各画面で[OK]ボタンをクリックし、「NetGenesisの設定」画面まで戻って下さい。


  2. 設定を行ったシリアルポート(NetGenesis Plusの場合、モデムポートかシリアルポート)にチェックを入れて下さい。


  3. [更新]ボタンをクリックして下さい。



     ※ [更新]ボタンをクリックしたときにエラー画面が表示された場合、何らかの設定が間違っている、または不十分です。
    [戻る]ボタンをクリックして設定を確認した後、再度[更新]ボタンをクリックして下さい。


  4. 設定サーバーが、NetGenesisに設定を書き込みます。

    書き込みをしている間、WWWブラウザは以下ような状況になります。

     ・ WWWブラウザの右上のマークが動きます。

     ・ WWWブラウザのステータスバーに「Webサイトが見つかりました。応答を待っています...」と表示されます。

     ※ WWWブラウザのバージョン等によっては、「ページ http://127.0.0.1/ を開いています...」のように表示されます。

     ・ マウスカーソルが砂時計の状態のとき。

     ※ WWWブラウザのバージョン等によっては、設定画面内のボタンをクリックしてもマウスカーソルが砂時計状態にならないことがあります。

    このとき、他のボタンはクリックしないで下さい。


  5. 設定の書き込みが完了すると、「NetGenesis WWW設定」画面(起動画面)に戻ります。


     ※ 設定の書き込みに失敗した場合(設定の書き込み中にケーブルが抜けてしまった等)、「設定の更新に失敗しました。」という、インフォメーション画面が表示されます。

    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックして、一時的にNetGenesisの設定をファイルに保存して下さい。

    詳しくは 13-3 設定をファイルに保存する を参照して下さい。

    [設定をファイルに保存する]ボタンをクリックせずに、[OK]ボタンをクリックした場合、設定は破棄されます。

     ※ 設定更新後にNetGenesisが見つからない場合、[再検索]ボタンをクリックして下さい。

    設定サーバーと統合ツールを同時に起動していた場合、このような状況になります。
    (設定サーバーと統合ツールは、同時に起動しないで下さい。)


以上で、NetGenesisの設定の保存(更新)は完了です。

設定保存(更新)後、NetGenesisは内部で再起動を行います。

このとき、回線が接続されている場合、切断されますので注意して下さい。

備考1 〜 NetGenesisのDHCPサーバーを使用する方へ 〜
NetGenesisのDHCPサーバーを使用し、かつDHCPサーバーの設定を工場出荷値から変更した場合、設定保存(更新)後にNetGenesisに接続されている各パソコンを再起動して下さい。
パソコンを再起動することにより、NetGenesisから各パソコンへネットワークの設定が自動的に行われます。
 ※ DHCPサーバーの設定を工場出荷値のまま使用する場合、パソコンの再起動は必要ありません。


備考2 〜 NetGenesisの時刻情報について 〜
NetGenesisの設定保存(更新)が完了しましたら、NetGenesisの時刻情報を合わせて下さい。
NetGenesisの時刻情報を合わせるには、以下の2通りの方法があります。
(どちらか1つを行って下さい。)
  NWG設定サーバーを起動したパソコンの時刻情報を読み取る方法
  → 13-2 NetGenesisの時刻を合わせる を参照して下さい。
  インターネット(またはLAN)上のSNTP/NTPサーバーから時刻情報を取得する方法
  → NetGenesisのSNTPクライアント機能を使用する場合は、以下から「LANポート設定マニュアル」をダウンロードして、SNTPサーバー/クライアントの設定の項目を参照して下さい。

NetGenesis機能別マニュアルダウンロード
http://www.mrl.co.jp/support/nwg/nwg_serial_manual.htm#manual_www_lite



8-13 Windows NT4.0/2000のRASサーバーの設定 へ進んで下さい。



8-13 Windows NT4.0/2000のRASサーバーの設定


接続先のRASサーバーがWindows NT4.0、またはWindows 2000がRASサーバーの場合の、RASサーバー側の設定について説明します。

RASサーバー側パソコンのオペレーティングシステムのバージョンに応じて、以下を参照して下さい。
  Windows NT4.0の設定
  Windows 2000の設定




Windows NT4.0の設定

NetGenesisをRASクライアントとして使用し、Windows NT4.0標準のRASサーバーへ接続する場合、Windows NT4.0の認証設定を[クリアテキストを含む任意の認証を許可する]に設定する必要があります。

以下の手順でWindows NT4.0の設定を確認して下さい。

  1. [スタート]→[設定]→[コントロールパネル]の順番にクリックして下さい。


  2. [ネットワーク]のアイコンをダブルクリックして下さい。


  3. [ネットワーク]画面で[サービス]のタブをクリックして下さい。
    [リモートアクセスサービス]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックして下さい。


  4. [リモートアクセスセットアップ]画面で、[ネットワーク]ボタンをクリックして下さい。


  5. [ネットワーク構成]画面の[サーバー設定]欄の中の、[暗号化の設定]で[クリアテキストを含む任意の認証を許可する]が選択されているか確認して下さい。
    選択されていない場合は、必ず選択して[OK]ボタンをクリックして下さい。


  6. [リモートアクセスセットアップ]画面に戻りますので、[続行]ボタンをクリックして下さい。


  7. [ネットワーク]画面に戻りますので、[OK]ボタンをクリックして下さい。
    Windowsの指示に従い、Windowsを再起動させて下さい。


以上でWindows NT4.0の設定の確認は完了です。

第9章 回線の手動接続/切断(NetGenesisの制御) へ進んで下さい。




 Windows 2000の設定

NetGenesisをRASクライアントとして使用し、Windows 2000標準のRASサーバーへ接続する場合、Windows 2000の設定で[パスワードとデータをセキュリティで保護するようにすべてのユーザーに要求する]にチェックが入っていると、接続することができません。

以下の手順でWindows 2000の設定を確認して下さい。

  1. [マイネットワーク]→[コントロールパネル]→[ネットワークとダイヤルアップ接続]の順番にダブルクリックして下さい。


  2. 「ネットワークとダイヤルアップ接続」画面の中で、RASサーバーのアイコン上でマウスを右クリックして、[プロパティ]を選択して下さい。

    Check
    Point

    Windows 2000のRASサーバー設定には、仮想プライベートネットワーク(VPN)の設定項目がありますが、NetGenesisは、仮想プライベートネットワーク(VPN)接続には対応していません。


  3. [ユーザー]のタブをクリックして下さい。
    [パスワードとデータをセキュリティで保護するようにすべてのユーザーに要求する]にチェックが入っていないか、確認して下さい。
    チェックが入っている場合、チェックを外して下さい。


  4. 各画面で[OK]ボタンをクリックして下さい。


以上でWindows 2000の設定の確認は完了です。

第9章 回線の手動接続/切断(NetGenesisの制御) へ進んで下さい。