SYSLOGの表示例を、アナログ専用線接続(発信側)を例に説明します。
以下の各項目を参照して下さい。
■ アナログ専用線接続の接続成功例
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO NWG V2.316 Syslog start.
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: AT A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: AT&K3\N3%C3 A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: AT&F A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: ATM1L2 A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: ATE0V1S75=0S95=45 &C1&D2S0=0+MS=11,1,9600,33600 A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: ATD B
2001/01/03 13:35:39 LOG_INFO S01:<--: CARRIER 33600 C
2001/01/03 13:35:40 LOG_INFO S01:<--: PROTOCOL: LAP-M COMPRESSION: V.42BIS CONNECT 33600 C
2001/01/03 13:35:40 LOG_INFO S01:PPP: Open start.
2001/01/03 13:35:40 LOG_INFO S01:PPP: LCP UP.
2001/01/03 13:35:41 LOG_INFO S01:PPP: IPCP UP. My IP=0.0.0.0, Peer IP=0.0.0.0
2001/01/03 13:35:41 LOG_INFO S01: : Connect successfully.(--:--:--) D |
A: |
NetGenesisがモデム/TAへ初期化コマンドを送出した。
(使用するモデム/TAによっては、ATコマンドの順番が狂う場合がありますが、動作自体に問題はありません。)
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B: |
専用線ATコマンド「ATD」(ダイヤルコマンド)を送出した。
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C: |
回線接続が完了した。
(使用するモデム/TAによっては、単に「CONNECT」のみが表示されたり、数字が表示されることがあります。)
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D: |
接続が完了した。
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■ アナログ専用線接続の接続失敗例
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO NWG V2.316 Syslog start.
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: AT A
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: AT&K3\N3%C3
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: AT&F
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: ATM1L2
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: ATE0V1S75=0S95=45 &C1&D2S0=0+MS=11,1,9600,33600
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:<--: OK
2001/01/03 13:34:49 LOG_INFO S01:-->: ATD B
2001/01/03 13:35:39 LOG_INFO S01:<--: NO CARRIER C |
A: |
最初の「AT」で止まってしまった場合、以下を確認して下さい。
● |
NetGenesis背面のシリアルポート(S1、S2端子)とモデム/TAが正しく接続されていますか? |
● |
NetGenesis4を使用している場合、NetGenesis4専用シリアルケーブル(9ピン-25ピンの変換ケーブル)を使用していますか?
(モデム/TAに付属しているMacintosh用シリアルケーブルと間違いやすいので注意して下さい。) |
● |
NetGenesisとモデム/TAを接続しているシリアルケーブルは、モデム/TAに付属していたケーブルを使用していますか? |
● |
USBポート搭載のTAをお使いの場合は、必ずUSBケーブルを外して下さい。
TAの機種によっては、USBケーブルを接続していると、シリアルポートが使用できない場合があります。(詳しくはTAのマニュアルを参照して下さい。) |
● |
NetGenesisに接続したモデム/TAの電源は入っていますか? |
● |
通信速度の設定は合っていますか?
7-8 通信速度の設定 を参照して下さい。
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B: |
モデム/TAが接続先へダイヤルを開始した。
(ATDコマンドが発行された。)
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C: |
「CONNECT」が返ってこない場合、以下を確認して下さい。
● |
モデム/TAに専用線は接続されていますか?
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● |
TAを使用している場合、通信モードは合っていますか?
「モデム/TAの設定」画面、「現在 選択されているモデム/ターミナルアダプタ」欄が「-- Standard Modem / TA
(56K,33.6K,28.8Kbps / PPP:64Kbps)」の状態の場合、通信モードにあった追加ATコマンドを設定していますか?
7-7 モデム/ターミナルアダプタの設定 を参照して下さい。
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● |
モデムを使用している場合、接続先と通信モード、接続速度は合っていますか?
備考1 〜 回線状況と接続速度の設定について 〜 を参照して下さい。
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● |
NetGenesisとモデム/TAを接続しているシリアルケーブルは、モデム/TAに付属していたケーブルを使用していますか? |
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