8-3 IPマスカレードテーブルの設定


IPマスカレードテーブルの設定について説明します。

必要に応じて設定して下さい。

IPマスカレードテーブルの設定を行うにあたって
 ・ IPマスカレードテーブルの設定を行うにあたって、使用するソフトウェア(ネットワーク対戦ゲーム等)の以下の情報が必要となります。
使用するプロトコル TCPプロトコルかUDPプロトコルか等
ポート番号 プロトコルの使用するポート番号xxxx等
詳しくは、使用するソフトウェアのマニュアル等を参照して下さい。
 ・ IPマスカレードテーブルの設定が必要なソフトウェアによっては、LAN内の複数台のパソコンで同時使用ができないものがあります。
あらかじめご了承下さい。


以下の手順で「IPマスカレードテーブルの設定」画面を開いて下さい。

  1. 「専用線IP接続の設定」画面で[IPマスカレードテーブルの設定]ボタンをクリックして下さい。

      ※ 専用線IPの設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


  2. 「IPマスカレードテーブルの設定」画面が開きます。


「IPマスカレードテーブルの設定」画面が開きましたら、以下の各項目を参照して下さい。
  テーブル情報の新規登録
  テーブル登録情報の編集(修正)
  テーブル登録情報の削除

Check
Point

登録可能なテーブル情報数は、最大32個です。
IPマスカレードテーブルは、シリアルポートごとに共通となります。
例えば、1つのシリアルポートでダイヤルアップIP接続を切り替えて使用する場合、ISP端末型とRASクライアントは共通のIPマスカレードテーブルを使用します。

テーブル情報の新規登録

以下の手順でIPマスカレードテーブルの登録を行って下さい。

  1. 対象とするプロトコルの設定を行います。

    [▼]をクリックし、候補の中から選択して下さい。
    TCP or UDP TCPプロトコルとUDPプロトコルを対象とします。
    TCP TCPプロトコルを対象とします。
    UDP UDPプロトコルを対象とします。
    ICMP ICMPプロトコルを対象とします。


  2. 先頭ポート番号と終了ポート番号の設定を行います。

    それぞれの入力欄に、[プロトコル]欄で選択したプロトコルのポート番号を半角英数字で入力して下さい。

    1つのポート番号のみを指定する場合、[終了ポート番号]欄は空欄のままでかまいません。

     ※1: ウェルノウンポートについては、プロトコル名またはサービス名での入力も可能です。
    NetGenesisが対応しているウェルノウンポートについては、「ウェルノウンポートキーワード一覧」のリンクをクリックし、「ウェルノウンポート キーワード一覧」画面を参照して下さい。(NetGenesisの設定画面と別のウィンドウが開きます。「ウェルノウンポートキーワード一覧」画面は、コピーが可能です)

     ※2: [プロトコル]欄で[ICMP]を選択した場合、ポート番号の設定は不要です。


  3. 変換IPアドレスの設定を行います。

    [変換IPアドレス]欄に、LAN内のルーティング先パソコンのIPアドレスを半角英数字で入力して下さい。

    例えば、LAN内のパソコンでネットワーク対戦ゲームを行う場合や、WWWサーバーを運用する場合、そのパソコンのIPアドレスを入力します。

    [変換IPアドレス]欄にIPアドレスを指定する場合、DHCPサーバーから割り当てられないIPアドレスを指定して下さい。
    DHCPサーバーから割り当てられるIPアドレスを指定した場合、LAN内のパソコンの起動順番によりIPアドレスが変わりますので、特定のパソコンを指定することができません。


  4. 全ての設定が完了しましたら、[追加]ボタンをクリックします。
    (登録リストは優先順位の高い順番になっています。)

    その際、3通りの追加方法があります。

    はじめてIPマスカレードテーブルを登録する場合
      → 「1」に登録されます。
    既存の登録情報を選択せずに[追加]ボタンをクリックした場合
      → 既存の登録情報の一番最後に登録されます。
    既存の登録情報を選択して[追加]ボタンをクリックした場合
      → 選択した場所に登録されます。
    既存の登録情報は1つ下にずれます。


 テーブル登録情報の編集(修正)

登録済みのIPマスカレードテーブル情報を編集(修正)する方法は、以下の2通りがあります。
  [切り取り編集]ボタンをクリックする方法
  [コピー編集]ボタンをクリックする方法

[切り取り編集]ボタンをクリックする方法

[切り取り編集]ボタンをクリックして、テーブル情報を編集(修正)する方法について説明します。

編集するテーブル情報を選択して[切り取り編集]ボタンをクリックすると、選択したテーブル情報がリストから削除され、設定欄に表示されます。

編集(修正)が終わりましたら、[追加]ボタンをクリックして下さい。


[コピー編集]ボタンをクリックする方法

[コピー編集]ボタンをクリックして、テーブル情報を編集(修正)する方法について説明します。

編集するテーブル情報を選択して[コピー編集]ボタンをクリックすると、選択したテーブル情報がリストに残ったまま、設定欄に表示されます。

修正が終わりましたら、[追加]ボタンをクリックして下さい。



テーブル登録情報の削除

登録済みのテーブル情報を削除したい場合、削除するテーブル情報を選択して[削除]ボタンをクリックして下さい。


IPマスカレードテーブルの設定が完了しましたら、各画面で[OK]ボタンをクリックして「LAN型ダイヤルアップIP接続の設定」画面へ戻って下さい。

8-4 ネームサーバーの設定 へ進んで下さい。



8-4 ネームサーバーの設定


ネームサーバーの設定を行う場合、以下の手順で行って下さい。

ネームサーバーの設定が必要ない場合、8-5 スタティックルーティングの設定 へ進んで下さい。

  1. 「NetGenesisの設定」画面で、[LANポート設定]欄の中の、[動作設定]ボタンをクリックして下さい。

      ※ 「NetGenesisの設定」画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。 (WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)


  2. [高度な設定]欄の中の、[ネームサーバー]ボタンをクリックして下さい。


  3. [プライマリDNS]〜[フォースDNS]欄に、契約しているISP等のDNSサーバーのIPアドレスを、半角数字で入力して下さい。
     ※ 全ての項目を入力する必要はありません。


  4. [OK]ボタンをクリックして下さい。


以上でネームサーバーの設定は完了です。

必要に応じて、以下に進んで下さい。

  スタティックルーティングの設定をする場合
8-5 スタティックルーティングの設定 へ進んで下さい。

  スタティックルーティングを設定しない場合
8-6 設定の保存(更新) へ進んで下さい。