■ ルーティングの方法
ルーティングの方法には以下の2種類があります。
● |
デフォルトゲートウェイに設定する
NetGenesisと異なるネットワークアドレス宛のTCP/IPパケットを、全てシリアルポート宛に送ります。
設定方法については デフォルトゲートウェイの設定を参照して下さい。
※ |
「ISP・LAN型ダイヤルアップIP接続」の場合、そのシリアルポートがデフォルトゲートウェイに設定されます。
NetGenesis Plusのモデムポート(内蔵モデム)を使用する場合、「このモデムポートがデフォルトゲートウェイとなります」という表記になります。 |
|
● |
ルーティングテーブルを設定する
NetGenesisへ送られたTCP/IPパケットを、シリアルポート経由で送るための相手先のネットワークアドレスを設定します。
設定方法については ルーティングテーブルの設定を参照して下さい。 |
|
デフォルトゲートウェイとルーティングテーブルを併用することも可能です。その場合、ルーティングテーブルが優先されます。 |
シリアルポートをデフォルトゲートウェイに設定する場合の設定について説明します。
「ISP・LAN型ダイヤルアップIP接続」場合、そのシリアルポートがデフォルトゲートウェイに設定されます。
設定可能な項目は[メトリック]のみとなります。
※ |
NetGenesis Plusのモデムポート(内蔵モデム)を使用する場合、「このモデムポートがデフォルトゲートウェイとなります」という表記になります。 |
|
|
- [このシリアルポートをデフォルトゲートウェイに設定]にチェックを入れて下さい。
- メトリック(ルーティングの優先順位)の設定を行います。
● |
LAN内にルータがNetGenesis 1台のみの場合
(片方のシリアルポートのみを使用する場合) |
→ |
・ |
NetGenesis(設定を行っているシリアルポート)を最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
|
・ |
他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい。 |
|
デフォルトゲートウェイの設定が完了しましたら、以下へ進んで下さい。
シリアルポートにルーティングテーブルを設定する場合の設定について説明します。
以下の各項目を参照して下さい。
■ ルーティングテーブルの新規登録
以下の手順でルーティングテーブルの登録を行って下さい。
- 「ルーティングテーブル設定」欄の中の[IPアドレス]と[サブネットマスク]に、それぞれ登録するIPアドレスとサブネットマスクを半角数字で入力して下さい。
|
IPアドレスとサブネットマスクの組み合わせにより、ネットワークアドレスが決定します。 |
- メトリック(ルーティングの優先順位)の設定を行います。
● |
LAN内にルータがNetGenesis 1台のみの場合
(片方のシリアルポートのみを使用する場合) |
→ |
・ |
NetGenesis(設定を行っているシリアルポート)を最優先にする場合、そのまま変更せず「1」で使用して下さい。
|
・ |
他のルータ等を優先させる場合、環境に応じてメトリック値を選択して下さい。 |
|
- [追加]ボタンをクリックして下さい。
設定内容が登録リストに追加されます。
ルーティングテーブルの設定が全て完了しましたら、以下へ進んで下さい。
■ ルーティングテーブル登録情報の編集(修正)
登録済みのルーティングテーブルの情報を修正したい場合、以下の手順で行って下さい。
- 「登録リスト」欄の中から、修正するルーティングテーブルの情報を選択して[編集]ボタンをクリックして下さい。
- 選択したルーティングテーブルの情報が各設定欄に表示されますので、必要に応じて修正を行って下さい。
- 修正が終わりましたら[追加]ボタンをクリックして下さい。
修正した内容が「登録リスト」に追加されます。
以上でルーティングテーブルの情報の修正は完了です。
■ ルーティングテーブル登録情報の削除
登録済みのルーティングテーブルの情報を削除したい場合、削除するルーティングテーブルの情報を選択して[削除]ボタンをクリックして下さい。
|
削除を行った場所は、そのまま空欄になります。
新たにルーティングテーブルの登録を行うと、その空欄の場所に登録されます。 |
以上でルーティングテーブルの情報の削除は完了です。
|