7-9 NetGenesis Plusの内蔵モデムの設定


NetGenesis Plusの内蔵モデム(モデムポート)の設定について説明します。

以下の手順で「モデムポートの設定」画面を開いて下さい。


  1. 「NetGenesisの設定」画面で「モデムポートを使用する」欄の[動作設定]ボタンをクリックして下さい。


  2. 「モデムポートの設定」画面が開きます。


「モデムポートの設定」画面が開きましたら、以下の各設定を行って下さい。



回線の種類
 → 使用している回線の種類を選択して下さい。
通信モードの選択
 →
Built-in Modem : 56Kbps Mode (工場出荷値で選択済み)
V.90、K56flexの両方が有効な通信モードです。(最大受信速度56Kbps)
 ・ V.90、K56flexのISPとの通信時、回線状況・品質の問題等により通信が安定しない場合、「Built-in Modem : 33.6Kbps Mode」を選択するか 追加ATコマンド(オプション)の設定 を参照して下さい。(接続速度の設定を行って下さい。)

Built-in Modem : 33.6Kbps Mode
V.90、K56flexの両方を無効にし、V.34(最大送受信速度33.6Kbps)で接続する通信モードです。
 ・ RASサーバーIP接続やLAN型ダイヤルアップIP接続を使用する場合(着信を行う場合)、接続相手のモデムによってはこのモードを選択すると、より安定した通信が可能になることがあります。
こちらの通信モードを選択する場合、「Built-in Modem : 33.6Kbps Mode」を選択して、[選択]ボタンをクリックして下さい。
[現在 選択されている通信モード]欄に「Built-in Modem : 33.6Kbps Mode」が表示されます。
追加ATコマンド(オプション)の設定
 → 必要に応じて、追加するATコマンドを設定して下さい。

追加ATコマンドを入力する例としては、以下のようなケースがあります。

 ・ V.90対応のISPと通信している際、通信が安定しない場合
(ISPとの接続速度を下げたい場合)
PBXの0発信の回線に接続する場合。
(ダイヤルトーンの検出をしないように設定したい場合)

Check
Point

[追加ATコマンド(オプション)]欄で設定するATコマンドは、接続を行う直前に内蔵モデムへ送られます。
内蔵モデムに対応したATコマンドについては、製品付属のCD-ROMに収録されているhtmlマニュアルの「3-8-2 NetGenesis Plus 内蔵モデムの設定」の「NetGenesis Plus 内蔵モデムのATコマンドとリザルトコード」を参照して下さい。

例えば、ISPとの接続速度の最高速度を46667bpsにする場合、「追加ATコマンド(オプション)」欄に「AT+MS=,,,46667」を設定します。
スピーカ音量の選択
 → 内蔵モデムのスピーカ音量を選択して下さい。

 ・ ミュート
モデムスピーカーをOFFにします。
 ・ 音量・小
モデムスピーカーを小音量にします。
 ・ 音量・中(工場出荷値)
モデムスピーカーを中音量にします。
 ・ 音量・大
モデムスピーカーを大音量にします。


以上でNetGenesis Plusの内蔵モデムの設定は完了です。

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