付録 SYSLOGの設定


SYSLOGの設定について説明します。

SYSLOGの設定手順
 → SYSLOGを送出するための、NetGenesisの設定手順について説明します。
SYSLOGの送出フォーマット
 → NetGenesisが送出する、SYSLOGメッセージ(情報)の送出フォーマットについて説明します。
SYSLOGの表示例
 → SYSLOGの表示例を、ダイヤルアップIP接続(ISP・端末型)を例に説明します。



SYSLOGの設定手順

下の手順でSYSLOGの設定を行って下さい。

  ※ LANポートの設定画面を開く手順が分からない場合は こちら を参照して下さい。(WWWブラウザの別ウィンドウが開きます。)

  1. 「LANポートの設定」画面で、[SYSLOG]ボタンをクリックして下さい。


  2. [SYSLOG機能を使用する]にチェックを入れて下さい。


  3. [ホストIPアドレス]欄には、SYSLOG情報を受け取るパソコンのIPアドレスを半角数字で入力します。

    既存のLAN環境に応じて以下のように設定して下さい。

     ・ SYSLOG情報を特定のパソコンで受け取る場合
     → SYSLOG情報を受け取るパソコンのIPアドレスを入力して下さい。
    入力するIPアドレスは、NetGenesisのLANポートIPアドレスと同一ネットワーク内のIPアドレスにして下さい。(NetGenesisのLANポートIPアドレスが工場出荷値の場合、IPアドレス:192.168.0.2〜192.168.0.254の範囲内。)

    SYSLOGを受け取るパソコンのIPアドレスを指定する場合、DHCPサーバーから割り当てられないIPアドレスを指定して下さい。
    DHCPサーバーから割り当てられるIPアドレスを指定した場合、LAN内のパソコンの起動順番によりIPアドレスが変わりますので、特定のパソコンを指定することができません。
    よって、SYSLOGを正しく受け取れいないことがあります。
    LAN内の全てのパソコンのIPアドレスをDHCPサーバーから取得している場合、次項の「SYSLOG情報をLAN内の各パソコンへ同報配信する場合」を参照して下さい。



     ・ SYSLOG情報をLAN内の各パソコンへ同報配信する場合
     → 「255.255.255.255」を入力して下さい。
    LAN内の全てのパソコンのIPアドレスをDHCPサーバーから取得している場合や、使用しているパソコンのIPアドレスがわからない場合、この設定を行うと良いでしょう。
    SYSLOG情報は、NetGenesisが接続されている同一LAN内(※)に同報配信されます。
    SYSLOG表示プログラムを使用することにより、LAN内の複数のパソコンでSYSLOGの同時受信が可能になります。
     ※ NetGenesisと同一セグメントのLANにのみSYSLOGが同報配信されます。NetGenesisのLANポートIPアドレスが工場出荷値の場合、IPアドレス:192.168.0.1〜192.168.0.254へ同報配信されます。


  4. [メッセージタイプ]欄の中から、送出するSYSLOGのメッセージタイプを選択して下さい。

    どのメッセージタイプを送出すれば良いかわからない場合、[LOG_WARING]、[LOG_NOTICE]、[LOG_INFO]の3つをチェックして下さい。
    (他の4つについては現在未対応です。今後、順次対応予定です。)


  5. [OK]ボタンをクリックして下さい。

以上でNetGenesisのSYSLOGの設定は完了です。

Check
Point

SYSLOGの表示方法については、第13章 NWG統合ツール を参照して下さい。



SYSLOGの送出フォーマット


NetGenesisが送出する、SYSLOGメッセージ(情報)の送出フォーマットについて説明します。

SYSLOGが開始されると、SYSLOG表示プログラムで以下のメッセージが表示されます。
 LOG_INFO NWG  V3.xxx    Syslog start.
上記のメッセージはNetGenesisの設定更新後や、NetGenesisの電源がOFF/ONされた場合に表示されます。


NetGenesisが送出するSYSLOGメッセージは、1つのメッセージが「:」記号によって3カラム以上に分割されています。
  1カラム目
  2カラム目
  3カラム目


 ■  1カラム目


1カラム目に出力される文字列は、以下のいずれかです。

SYS NetGenesisのシステムに関連したメッセージであることを示します。
S01 NetGenesisのシリアルポート1に関連したメッセージであることを示します。
S02 NetGenesisのシリアルポート2に関連したメッセージであることを示します。


 ■  2カラム目


2カラム目に出力される文字列は、以下のいずれかです。

--> 3カラム目はNetGenesisがシリアルポートに出力した文字列を示します。
<-- 3カラム目はNetGenesisがシリアルポートから受信した文字列を示します。
PPP 3カラム目はPPP関係のメッセージであることを示します。
TIM NetGenesisのカウンタ(時計)が調整されたことを示します。
調整された時間が3カラム目に示されます。
NTP 3カラム目はSNTP関連のメッセージであることを示します。
DNS 3カラム目はDNS関連のメッセージであることを示します。
EMS 3カラム目は電子メール共有関連のメッセージであることを示します。
(空欄) 3カラム目は上記以外のメッセージであることを示します。


 ■  3カラム目


3カラム目以降に出力される文字列は1カラム目、2カラム目の内容により変化します。
  S0x:(空欄):で出力されるメッセージ(x=1〜2)
  S0x:PPP:で出力されるメッセージ(x=1〜2)
  SYS:TIM:で出力されるメッセージ
  SYS:DNS:で出力されるメッセージ
  SYS:EMS:で出力されるメッセージ
  SYS:NTP:で出力されるメッセージ
  グローバルIPアドレスの確認方法


S0x:(空欄):で出力されるメッセージ(x=1〜2)

シリアルポート(回線の接続/切断等)に関連するメッセージです。

 ・ [CONNECT REQ] ICMP(TYPE=xxx) frame received, yyy -> zzz.
ICMPフレーム受信による、回線接続シーケンスが始まったことを示します。
xxxはICMPのタイプを、yyyはソースIPアドレスを、zzzはディストネーションIPアドレスをそれぞれ十進数で出力します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [CONNECT REQ] TCP frame received, www(xxx) -> yyy(zzz).
TCPフレーム受信による、回線接続シーケンスが始まったことを示します。
wwwはソースIPアドレス、xxxはソースポート番号、yyyはディストネーションIPアドレス、zzzはディストネーションポート番号をそれぞれ十進数で出力します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [CONNECT REQ] UDP frame received, www(xxx) -> yyy(zzz).
UDPフレーム受信による、回線接続シーケンスが始まったことを示します。
wwwはソースIPアドレス、xxxはソースポート番号、yyyはディストネーションIPアドレス、zzzはディストネーションポート番号をそれぞれ十進数で出力します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [CONNECT REQ] Other protocol(xxx) frame received, yyy -> zzz.
IPヘッダ中のプロトコルフィールドで、ICMP、TCP、UDP以外のパケット受信による回線接続シーケンスが始まったことを示します。
xxxはプロトコル番号、yyyはソースIPアドレス、zzzはディストネーションIPアドレスをそれぞれ十進数で出力します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [CONNECT REQ] Manual connect request received.
「NetGenesisの制御」画面で、[手動接続]ボタンが押されたことによって回線接続シーケンスが始まったことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [DISCONNECT REQ] Non activity timer expired.
無通信タイマー(無通信自動切断の設定)が、満了したことによって回線切断シーケンスが始まったことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [DISCONNECT REQ] Disconnect time period ended.
無切断時間の終了に達したことによって、回線切断シーケンスが始まったことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ [DISCONNECT REQ] Manual disconnect request received.
「NetGenesisの制御」画面で、[手動切断]ボタンが押されたことによって、回線切断シーケンスが始まったことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Connect successfully.(xx:xx:xx)
回線が接続されたことを示します。
xx:xx:xxは、回線が接続されたときの時間を示します。
xx:xx:xxの表示が 「--:--:--」の場合、NetGenesisの時計が設定されていないことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Disconnect successfully, duration xx:xx:xx.(yy:yy:yy)
回線が相手から切断されたとき、回線接続に失敗したとき、または回線切断シーケンスが完了したときに出力され、yy:yy:yyがそのときの時間を示します。
yy:yy:yyの表示が「--:--:--」の場合、NetGenesisの時計が設定されていないことを示します。
また、xx:xx:xxは、回線が接続されてから切断された時までの経過時間を示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ IP Masquerade session table full.
NetGenesisはIPマスカレードモードにおいて、最大256セッションをサポートします。
このセッションを管理するテーブル数が、最大値(256)に達したことを示します。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ RAS Server configuration, My IP=xxx.xxx.xxx.xxx Peer IP=yyy.yyy.yyy.yyy
RASサーバーIP接続の設定において、[サーバーIPアドレス]、及び[クライアントIPアドレス]に設定したIPアドレスが、他のネットワーク機器と重複していないこと、もしくは「IPアドレス割り当てにDHCPを使う」に設定してDHCP用IPプールからIPアドレスが取得できたことを示します。
xxx.xxx.xxx.xxxは[サーバーIPアドレス]を、yyy.yyy.yyy.yyyは[クライアントIPアドレス]を示します。
このメッセージはRASサーバーを使用するように設定した時に「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出され、正常にRASサーバーが構成されたことを示します。

 ・ RAS Client configuration, My IP=xxx.xxx.xxx.xxx
ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)の設定において、[RASクライアントIPアドレス]を[RASクライアントから指定]に設定した場合、そのIPアドレスが他のネットワーク機器と重複していないことを示します。
xxx.xxx.xxx.xxxは「RASクライアントIPアドレス」を示します。
このメッセージはRASクライアントを使用するように設定した時に「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出され、正常にRASクライアントが構成されたことを示します。

 ・ RAS Server has been disabled, IP Address failure.
RASサーバーIP接続の設定において、[サーバーIPアドレス]または[クライアントIPアドレス]に設定したIPアドレスが他のネットワーク機器と重複していることを、もしくは[IPアドレス割り当てにDHCPを使う]に設定した場合で、DHCP用IPプールからIPアドレスが取得できなかったことを示します。
このメッセージはRASサーバーを使用するように設定した時に送出される可能性があり、「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ RAS Client has been disabled, IP Address failure.
ダイヤルアップIP接続(RASクライアント)の設定において、[RASクライアントIPアドレス]を[RASクライアントから指定]に設定した場合、指定したIPアドレスが他のネットワーク機器と重複していることを示します。
このメッセージはRASクライアントを使用するように設定した時に送出される可能性があり、「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ RAS Client and Server has been disabled, IP Address failure.
[RAS Server has been disabled, IP Address failure.]と
[RAS Client has been disabled, IP Address failure.]の2つの問題が同時に発生した場合、このメッセージが送出されます。
このメッセージはRASクライアント、及びRASサーバーを同時に使用するように設定されたときに送出される可能性があり、「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Connect successfully, User x. (yy:yy:yy)
回線がRASサーバー接続されたことを示します。
xは接続したユーザのサーバー登録番号(設定登録されている順番)を示し、yy:yy:yyは、回線が接続された時の時間を示します。
yy:yy:yyの表示が「--:--:--」の場合、NetGenesisの時計が設定されていないことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Connection site switched. (xxx)
接続先ISP(RASクライアント含む)が切り替わったことを示します。
xxxが切り替わった接続先を示し、以下の文字列のいずれかになります。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。
(ISP 1) ISP登録1で設定したISPが現在の接続対象になったことを示します。
(ISP 2) ISP登録2で設定したISPが現在の接続対象になったことを示します。
(ISP 3) ISP登録3で設定したISPが現在の接続対象になったことを示します。
(RAS 1) RASクライアントで設定した接続先が現在の接続対象になったことを示します。


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S0x:(PPP):で出力されるメッセージ(x=1〜2)


PPP接続(認証等)に関連するメッセージです。

 ・ Open start.
NetGenesisがPPPの接続ネゴシエーションを開始したことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます

 ・ Close start.
NetGenesisがPPPの切断ネゴシエーションを開始したことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ LCP UP.
PPPのLCPフェーズがアップしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ LCP DOWN.
PPPのLCPフェーズがダウンしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ PAP UP.
PPPのPAP認証フェーズがアップしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ PAP DOWN.
PPPのPAP認証フェーズがダウンしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ CBCP UP.
PPPのCBCPフェーズがアップしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ CBCP DOWN.
PPPのCBCPフェーズがダウンしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ CHAP UP.
PPPのCHAP認証フェーズがアップしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ CHAP DOWN.
PPPのCHAP認証フェーズがダウンしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ IPCP UP. My IP=xxx.xxx.xxx.xxx Peer IP=yyy.yyy.yyy.yyy
PPPのIPCPフェーズがアップしたことを示します。
また、xxx.xxx.xxx.xxxはそのときに決定したNetGenesis側のIPアドレスを示し、yyy.yyy.yyy.yyyは相手側のIPアドレスを示します。
 ※ 以下の接続機能の場合、「My IP=」、「Peer IP=」ともに「0.0.0.0」となります。
 ISP・LAN型ダイヤルアップIP接続、LAN型ダイヤルアップIP接続
 ISP・専用線IP接続、専用線IP接続
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

【 グローバルIPアドレスの確認方法 】
〜 ダイヤルアップIP接続 〜

NetGenesisは、PPPでネゴシエーションしたときに割り当てられた(割り当てた)IPアドレスを、SYSLOGのメッセージとして出力します。
よって、ダイヤルアップIP接続(ISP端末型)の時などに、ISPから割り当てられたグローバルIPアドレスを確認することが可能です。
PPPでネゴシエーションしたときに割り当てられたIPアドレスのメッセージは以下の通りです。

 S0x:PPP: IPCP UP. My IP=yyy.yyy.yyy.yyy, Peer IP=zzz.zzz.zzz.zzz

yyy.yyy.yyy.yyyがISPから割り当てられたIPアドレスとなります。
zzz.zzz.zzz.zzzはISP側のIPアドレスです。
xは1〜2で、NetGenesisのシリアルポート番号を示します。


 ・ IPCP DOWN.
PPPのIPCPフェーズがダウンしたことを示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。


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SYS:TIM:で出力されるメッセージ


NetGenesisのカウンタ(時計)に関連するメッセージです。

 ・ Adjust time.(xx:xx:xx)
NetGenesisのカウンタ(時計)が調整されたことを示します。
このメッセージは「NetGenesis WWW 設定」画面で、[NetGenesisの時刻を合わせる]ボタンが押されたときに表示されます。
また、xx:xx:xxは調整後の時間を示します。
メッセージは、「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。


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SYS:DNS:で出力されるメッセージ


NetGenesisのProxyDNSに関連するメッセージです。

 ・ Auto DNS Connect start.(S0x)
 x = 1 〜 2(NetGenesisのシリアルポート番号)
NetGenesisのAutoDNS機能による、回線接続シーケンスが始まったことを示します。(NetGenesisの自動接続機能が有効の時。)
また、本メッセージは「ダイヤルアップIP接続の設定」画面の「プライマリDNS」「セカンダリDNS」が空欄で、かつ「接続先からDNS情報を自動取得し、その情報を優先させる。」にチェックが入っている場合に表示されます。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ XXXXXX name server address established.(xxx.xxx.xxx.xxx)
XXXXXX = Primary、Secondary
NetGenesisが名前解決するために必要な、DNSサーバーのIPアドレスが正常に設定されたことを示します。
また、設定されたDNSサーバーのIPアドレスをxxx.xxx.xxx.xxxで示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ XXXXXX name server address changed.(xxx.xxx.xxx.xxx)
XXXXXX = Primary、Secondary、Third、Fourth
接続先ISP変更時(RASクライアント含む)、またはAutoDNS機能によって接続先ISPからDNS情報を自動取得したことにより、NetGenesisが使用するDNS情報が変更されたことを示します。
また、変更されたDNSサーバーのIPアドレスをxxx.xxx.xxx.xxxで示します。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not resolved, Incorrect response. (Server failure)
指定したDNSサーバーで名前解決に失敗したことを示します。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not resolved, Incorrect response. (Name error)
NetGenesisが要求した問い合わせ対象の名前が、指定したDNSサーバーに存在しないことを示します。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not resolved, Incorrect response. (Not Implemented)
指定したDNSサーバーが、再帰要求問い合わせをサポートしていないことを示します。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not resolved, Incorrect response. (Refused)
指定したDNSサーバーが、名前解決要求を拒絶したことを示します。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not resolved, Incorrect response. (Bad Domain name)
指定したDNSサーバーが問い合わせに対して、「指定されたドメイン名が存在しない」という応答を返してきたことを示します。
NetGenesisの設定の中で、ホスト名を指定すべきところに、不完全なホスト名を指定した場合等に表示されます。
メッセージは「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

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SYS:EMS:で出力されるメッセージ


NetGenesisの電子メール共有に関連するメッセージです。

 ・ Disabled.
電子メール共有機能が無効であるにも関わらず、NetGenesisへのPOP3アクセスがあった場合に送出されます。
メッセージは「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Login waiting.
NetGenesisのPOP3に同時ログインがあり、アクセスを待たせている場合に送出されます。
メッセージは「LOG_NOTICE」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Account/Password is incorrect.
NetGenesisのPOP3に不正なログインがあった場合に送出されます。
このメッセージはアカウント、もしくはパスワードが間違っている場合に送出されます。
メッセージは「LOG_NOTICE」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Server not found.
NetGenesisに設定されたPOP3サーバーの名前解決ができなかった場合に送出されます。
メッセージは「LOG_NOTICE」のメッセージタイプで送出されます。

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SYS:NTP:で出力されるメッセージ


NetGenesisのSNTPクライアント機能に関連するメッセージです。

 ・ Adjust time.(xx:xx:xx)
NetGenesisがSNTPサーバーから時刻情報を取得できたことを示します。
また、SNTPサーバーから取得した時刻情報をxx:xx:xxで示します。
メッセージは、「LOG_INFO」のメッセージタイプで送出されます。

 ・ Could not synchronized, server not ready.
SNTPサーバーの準備がまだ完了していないため、NetGenesisが時刻情報を取得できないでいることを示します。
メッセージは、「LOG_WARNING」のメッセージタイプで送出されます。

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