13-3 手動接続/切断


NWG統合ツールを使用した回線の手動接続/切断、接続先の切り替え手順について説明します

必要に応じて、以下を参照して下さい。

 ・手動接続
 ・接続先の切り替え
 ・手動切断

手動接続

以下の手順で手動接続を行って下さい。

  1. [シリアルn接続]ボタンをクリックして下さい。(n=シリアルポートの番号)

    NetGenesis Plusをご利用の方は、NWG統合ツールの「シリアル1」をモデムポート(内蔵モデム)、「シリアル2」をシリアルポートとして扱って下さい。


  2. 「シリアルnの接続中...」のメッセージが表示されます。


  3. 「シリアルnの接続が完了しました」のメッセージが表示されると回線の接続完了です。

    [OK]ボタンをクリックして下さい。


    接続が完了した時点から、[状態]の表示が「未接続」から「接続中」に変わり、[接続時間]のカウントが開始されます。
    (インターネット接続が可能な状態になります。)


以上で回線の手動接続は完了です。



接続先の切り替え

接続先を切り替える手順について説明します。

ダイヤルアップIP接続(ISP端末型/RASクライアント)を使用していて、かつ接続先を複数登録している場合、接続先を切り替えて手動接続を行うことが可能です。
(接続先の切り替えのみを行うことも可能です。)

Check
Point

回線接続中は接続先を切り替えることができません。


以下の手順で、接続先を切り替えて手動接続行って下さい。
  1. シリアルnの切り替え欄右の[▼]をクリックして下さい。(n=シリアルポートの番号)

  2. 接続先がリスト表示になりますので、接続するISP(RAS接続先)を選択して下さい。

    NetGenesis Plusをご利用の方は、NWG統合ツールの「シリアル1」をモデムポート(内蔵モデム)、「シリアル2」をシリアルポートとして扱って下さい。


  3. [シリアルn接続]ボタンをクリックして下さい。

    切り替えたISP(RAS接続先)に接続されます。

     ※ 接続先の切り替えのみを行う場合、[シリアルn切り替え]ボタンをクリックして下さい。

接続先を切り替えた場合の注意点

接続先を切り替えて手動接続を行った場合、デフォルトダイヤルアウト(自動接続先)も切り替わります。
接続先を切り替えた場合は回線切断後、必ずデフォルトダイヤルアウト(自動接続先)を戻して下さい。
デフォルトダイヤルアウト(自動接続先)を戻さずにNWG統合ツールを終了すると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

NetGenesisの設定例1
  接続先の契約形態 自動接続機能
ISP1-1
(デフォルトダイヤルアウト)
フレッツISDN契約 有効
ISP1-2 ダイヤルアップIP接続契約 有効
上記設定で、接続先をISP1-2に切り替えて手動接続を行い(デフォルトダイヤルアウトをISP1-2に切り替え)そのままNWG統合ツールを終了してしまった場合、次回から自動接続を行うとISP1-2(ダイヤルアップIP接続契約のISP)へ接続します。
(ISP1-2はフレッツISDN契約ではないので、通信料金、電話料金の課金が発生します。)
NWG統合ツールの操作 NetGenesisの設定・動作
「ISP1-1」をデフォルトダイヤルアウト
にして設定更新。
「ISP1-1」を自動接続で使用。
接続先を「ISP1-2」へ切り替えて
[シリアル1接続]ボタンをクリック。
デフォルトダイヤルアウトが「ISP1-2」
へ切り替わり、「ISP1-2」へ接続。
デフォルトダイヤルアウトは「ISP1-2」
へ変更されたまま。
デフォルトダイヤルアウトを元の
「ISP1-1」へ戻さない限り、「ISP1-2」
へ自動接続を行う。

NetGenesisの設定例2
  自動接続機能
ISP1-1
(デフォルトダイヤルアウト)
有効
ISP1-2 無効
上記設定で、接続先をISP1-2に切り替えて手動接続を行い(デフォルトダイヤルアウトをISP1-2に切り替え)そのままNWG統合ツールを終了してしまった場合、次回から自動接続できなくなります。
(ISP1-2は自動接続機能・無効のため。)
NWG統合ツールの操作 NetGenesisの設定・動作
「ISP1-1」をデフォルトダイヤルアウト
にして設定更新。
「ISP1-1」を自動接続で使用。
接続先を「ISP1-2」へ切り替えて
[シリアル1接続]ボタンをクリック。
デフォルトダイヤルアウトが「ISP1-2」
へ切り替わり、「ISP1-2」へ接続。
デフォルトダイヤルアウトは「ISP1-2」
へ変更されたまま。
デフォルトダイヤルアウトを元の
「ISP1-1」へ戻さない限り、自動接続は
できない。
(「ISP1-2」:自動接続機能・無効のため。)



このようなトラブルを防ぐために、必ず以下の操作を行ってデフォルトダイヤルアウト(自動接続先)を元に戻して下さい。

  1. シリアルnの切り替え欄右の[▼]をクリックして下さい。(n=シリアルポートの番号)

  2. 接続先がリスト表示になりますので、デフォルトダイヤルアウト(自動接続先)を選択して下さい。


  3. [シリアルn切り替え]ボタンをクリックして下さい。


  4. 「シリアルnのアカウント切り替え中...」のメッセージが表示され、「シリアルnの切り替えが完了しまた」と表示されるとデフォルトダイヤルアウト(自動接続先)の切り替えは完了です。

    [OK]ボタンをクリックして下さい。


以上で、接続先の切り替えは完了です



手動切断

手動切断の手順について説明します。

Check
Point

NetGenesisに高負荷がかかっている場合(※)、手動切断に失敗することがあります。
その場合は、再度手動切断を行って下さい。
 ※ 例えば、NetGenesisの両方のシリアルポートで大量のデータ送受信が行われているとき等。


以下の手順で手動切断を行って下さい。
  1. [シリアルn切断]ボタンをクリックして下さい。(n=シリアルポートの番号)

    NetGenesis Plusをご利用の方は、NWG統合ツールの「シリアル1」をモデムポート(内蔵モデム)、「シリアル2」をシリアルポートとして扱って下さい。


  2. 「シリアルnの切断中...」のメッセージが表示されます。


  3. 「シリアルnの切断が完了しました」のメッセージが表示されると回線の切断完了です。

    [OK]ボタンをクリックして下さい。


以上で手動切断は完了です。