回線接続方法の設定

回線接続方法の設定について説明します。

以下の3種類の設定があります。
 常時接続 (工場出荷値)
 自動接続
 *1: 「自動接続」または「手動接続」の場合、無通信自動切断の設定 を行うことが可能です。
 *2: 「自動接続」に設定する場合、「自動接続」と「DNS情報の設定」について を参照して下さい。
 手動接続
 
回線切断後の再接続動作について
同一PPPoEセッションにおける直前の回線切断、または 認証エラー等の接続失敗から、再接続動作に移行するまで5秒の待ち時間が挿入されます。
 
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常時接続 (工場出荷値)

設定の更新〜NetGenesisの再起動が完了した時点で回線(PPPoE)接続を行い、そのまま常時接続状態になります。




 

 メ モ 
 ・ 「フレッツ(PPPoE)簡単設定」を行った場合、「常時接続」に設定されます。
 ・ 「PPPoEポート情報・制御」画面での回線(手動)切断はできません。
 ・ Windows XPの場合、「インターネット ゲートウェイ」に表示されるアイコン(UPnP機能によって表示されるアイコン)で「切断」の操作を行うと、回線切断が行われます。
 
 チェック!
NTT東日本/西日本 VoIPアダプタ等、LAN側にIP電話機器を接続する場合は、必ず「常時接続」を選択して下さい。
 
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自動接続

設定の更新〜NetGenesisの再起動が完了した時点では、回線(PPPoE)接続を行いません。

パソコンでインターネットを利用するソフトウェア(WWWブラウザやメールソフトウェア等)を操作することにより、自動的に回線接続を行います。




 

 メ モ 
「PPPoEポート情報・制御」画面で[手動接続]を行うことも可能です。
手動接続については 4-4.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 
「自動接続」と「DNS情報の設定」について
  自動接続を行うためには、「DNS情報の設定」が必要です。(※)
 
  「WAN側から取得したDNS情報を優先する」にチェックを入れて下さい。
  (ISPからDNS情報を指定された場合はチェックを外してかまいません。)
  「プライマリ〜フォースDNS」に1つ以上、DNSサーバーのIPアドレスを設定して下さい。
 
  ※ 接続先・通信相手のIPアドレスを直接指定する(DNS名前解決が発生しない)場合、DNS情報の設定に関係なく、自動接続が行われます。
  (ただし、NetGenesisのスタティックルーティング設定が正しく行われている必要があります。)

  PPPoEマルチセッション使用時で、かつ片方のセッションが回線接続状態の場合、「DNS情報の設定」の「プライマリ〜フォースDNS」に1つ以上、DNSサーバーのIPアドレスが設定されている時のみ、自動接続が可能です。(※)
  「DNS情報の設定」の PPPoEマルチセッション機能使用時の注意 を参考にして下さい。
 
  ※ 接続先・通信相手のIPアドレスを直接指定する(DNS名前解決が発生しない)場合、DNS情報の設定に関係なく、自動接続が行われます。
  (ただし、NetGenesisのスタティックルーティング設定が正しく行われている必要があります。)

  PPPoE セッション1とセッション2の両方を「自動接続」に設定し、かつ両方のセッションの「DNS情報の設定」の「WAN側から取得したDNS情報を優先する」にチェックが入っている場合、(セッション1とセッション2の両方とも回線未接続の時に)パソコンでインターネットと通信を行うソフトウェア(WWWブラウザやメールソフトウェア等)を操作すると(DNS名前解決が発生すると)、セッション1とセッション2の両方へ回線(PPPoE)接続が行われます。(※)
 
以下の例を参考にして下さい。
 
 
例) PPPoE セッション1:ISP接続
PPPoE セッション2:フレッツ・スクウェア接続
   ・セッション1・セッション2 ともに「自動接続」設定
 ・WAN側から取得したDNS情報を優先する
 
  スタティックルーティング設定を以下のように設定。
(詳細は、ここでは省略します。)
 
 PPPoE ポート1(セッション1): デフォルトゲートウェイ
 PPPoE ポート2(セッション2): フレッツ・スクウェアのルーティング情報を登録
 





 
DNS名前解決が発生しなかった場合(接続先IPアドレスを直接指定した等)、NetGenesisのスタティックルーティング設定に従い、回線(PPPoE)接続が行われます。

 
  パソコンでフレッツ・スクウェア以外のIPアドレスを直接指定した場合
  →PPPoE セッション1のみ回線(PPPoE)接続。

 
  パソコンでフレッツ・スクウェアのIPアドレスを直接指定した場合
  →PPPoE セッション2のみ回線(PPPoE)接続。

DNS情報の設定 へ
 
回線切断の方法について
回線切断の方法は 無通信自動切断の設定 を行う方法 と 「PPPoEポート情報・制御」画面で手動切断を行う方法の2種類です。
手動切断については 4-4.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 チェック!
無通信自動切断の設定を行わない場合、「PPPoEポート情報・制御」画面で手動切断を行わない限り、回線の切断は行われません。
 メ モ 
Windows XPの場合、「インターネット ゲートウェイ」に表示されるアイコン(UPnP機能によって表示されるアイコン)で「切断」の操作を行うと、回線切断が行われます。
 
「自動接続」と定期的にインターネットと
通信を行うOS・ソフトウェアについて
パソコンが定期的にインターネットと通信を行う状態になっている、あるいは定期的にインターネットと通信を行うソフトウェアが起動している場合、意図しない時に回線が接続されたり、無通信自動切断の設定 を行っても回線が切断されない場合があります。
 例1)Windows の自動更新機能(Windows Update)
 例2)アンチウィルスソフトウェアのウィルス定義自動更新機能...等々
意図しない回線接続を防いだり、無通信自動切断を確実に行いたい場合は、Windows等 OS(オペレーティングシステム)側の設定やアンチウィルスソフトウェア等、定期的にインターネットと通信を行うOS・ソフトウェア等の設定を確認して下さい。
(詳しくは、Windowsやソフトウェア等のマニュアルを参照して下さい。)
 
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手動接続

設定の更新〜NetGenesisの再起動が完了した時点では、回線(PPPoE)接続を行いません。

回線の接続を行う場合は、「PPPoEポート情報・制御」画面で[手動接続]を行って下さい。

(他に回線の接続を行う方法はありません。)





手動接続については 4-4.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 

回線切断の方法について
回線切断の方法は 無通信自動切断の設定 を行う方法 と 「PPPoEポート情報・制御」画面で手動切断を行う方法の2種類です。
手動切断については 4-4.PPPoEポート情報・制御 を参照して下さい。
 チェック!
無通信自動切断の設定を行わない場合、「PPPoEポート情報・制御」画面で手動切断を行わない限り、回線の切断は行われません。
 メ モ 
Windows XPの場合、「インターネット ゲートウェイ」に表示されるアイコン(UPnP機能によって表示されるアイコン)で「切断」の操作を行うと、回線切断が行われます。
 
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無通信自動切断の設定

無通信自動切断の設定について説明します。

「回線接続方法の設定」が[自動接続]または[手動接続]の場合、通信(送受信)を監視し、設定した時間内に通信が無かった時に、自動的に回線を切断することが可能です。

(送信と受信の無通信監視時間を、それぞれ別の時間に設定することが可能です。)
 

  無通信自動切断機能を使用する
  無通信自動切断機能を使用する場合、チェックを入れて下さい。
 

  送信無通信時間
  受信無通信時間
  工場出荷値は[送信無通信時間]、[受信無通信時間]ともに「00:10:00」(10分)です。
 
 
  使用環境等に応じて、設定値を変更して下さい。

 
「自動接続」と定期的にインターネットと
通信を行うOS・ソフトウェアについて
パソコンが定期的にインターネットと通信を行う状態になっている、あるいは定期的にインターネットと通信を行うソフトウェアが起動している場合、無通信自動切断の設定 を行っても回線が切断されない場合があります。
 例) ・無通信自動切断機能を使用する:チェックあり
  ・送信無通信時間:00:10:00(10分)
  ・受信無通信時間:00:10:00(10分)
  ・Windows の自動更新機能(Windows Update):有効(5分間隔で更新チェック)
    → 無通信自動切断による回線切断は行われません。
  (Windowsの自動更新機能により、5分間隔で通信が発生するため。)
意図しない回線接続を防いだり、無通信自動切断を確実に行いたい場合は、Windows等 OS(オペレーティングシステム)側の設定やアンチウィルスソフトウェア等、定期的にインターネットと通信を行うOS・ソフトウェア等の設定を確認して下さい。
(詳しくは、OSやソフトウェア等のマニュアルを参照して下さい。)
 
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